コロナ禍で変わったきた事と見えてきた事
令和3年6月13日
昨日の岐阜新聞の朝刊の一面に病院に入院していた方が面会も出来ない状況の中で家族の協力を得て病院を退院して在宅医療に切り替えて『家に帰ったら笑顔が出て食事がとれるようになり顔色もよくなった。』との話しも紹介されていました。
その時に思い出したのは、私は平成10年から特別養護老人ホームの事業を担うようになり入居者さん、その家族や身内等との関わりの中で色々な事を教えて頂きました。今は嘱託医の多賀先生が夜中でもきて下さるので看とり対応も出来るので、息を引き取られるところまで(いやいやもっととことんです。ちなみに今月22日には供養歳を行います。)お世話させて頂けるのですが、嘱託医が関ヶ原病院の時には救急車で行くしかなかったのです。
(15年以上前)関ヶ原病院の当直医の先生が「こんな状態になってから連れてこられては手の施しようもない。施設はどんな対応をしているのだ」と言われているのを家族の方が聞かれて、長男さんが「施設では手厚い介護をしてもらっていたのだし、病院が施しようがないと言われるなら施設に連れて帰り最後までみて貰います。」と言われたので施設の責任者である私は家族の方に「今夜にでも亡くなられるかもわかりませんので、しばらくは施設に家族の方がいて下さい。」と話をして施設に帰っきて、家族の協力も得てお世話をさせて貰っていると、不思議な事に食事も少しずつとれるようになり、1週間もすると目力も出てきて、長男さんも仕事の関係で神奈川に帰ると言われたので「厳しい状態になったらきて下さい。」と言うと「次男は鹿児島からでも駆けつけますし三男は関ヶ原町内ですから、体制を取ります。」と言われて何度が厳しい状態になったのですが家族の方がきて「頑張れよ」と言って下さると復活される事があり、救急車で行かれてから1年以上施設の生活をしていただけました。
施設は自宅とは違いますが家族の協力も得ると理屈ではわからない力がある事を知りました。昨日の岐阜新聞の記事では在宅診療によって素晴らしい展開が出来た事の紹介ですが、コロナ禍で面会も出来ない状況の中での逆転の発想ですが、確かに今は家族の面会やボランティアの導入を規制している状況なので、入居者さんに対しても家族の協力もボランティアの導入が出来ない分、楽しみも希薄になってしまうのですが、当施設の職員は苦労しつつも頑張っていてくれてます。と言う事で在宅診療で頑張れる方が掘り起こせた事実と共に介護施設も頑張っている事にもスポットを当てて頂けると良いと思うのですがリピーターの皆さんはどのように思われますか。



