体力・気力によって睡眠時間の許容範囲は違うようです。
令和6年6月25日
蒸し暑い日が続き、人によっては寝苦しい日々を過ごされている方も多いと思います。私は最近夏風邪をひいて夜中に咳き込む事はあるのですが、咳をしつつも寝ることが出来る特技(?)があるようで、睡眠だけはしっかり取れています。これは幼少期に熱を出す事が多くあり、そんな時に母秋江さんが、「息子が少しでも眠る事が出来て早く治る様に」と祈っていてくれたので一生懸命に眠る努力をしていた賜物なのではないかと思っています。
児童養護施設の指導員として中学生の学習指導に燃えていた26歳から38歳までの私は家に帰ると毎日が午前様でしたが、家に帰りお風呂に入ると基本的には布団に入り枕に頭が着くか着かない内に寝ていました。38歳で児童養護施設を退職してフリーの立場になった時には短大・専門学校・大学での非常勤講師を週に13コマをこなしつつ家庭教師を5人、その上不登校児のフリースクールを理想に燃えて頑張っていた時の睡眠時間は6時間程度でした。しかしながらその様な大車輪の生活であったにも関わらず若山家の家計は赤字続きで「霞を食べて生きていく事は出来ない。」との結論に至ったのが40歳の時で、「拠点つくりをしないと生活が破綻する。
と言う事で1年かけて情緒障害児短期治療施設の計画の為に翻弄したにも関わらず「ここ10年は計画に無い」と言う事で挫折してから、その当時の福祉の師であった吉田宏岳先生から「児童で形に出来ないのであれば高齢者で福祉を全うしたらどうか」とのアドバイスを頂いてからの42歳からの1年間は高齢者施設の制度の勉強とハードの勉強を非常勤講師と家庭教師をしながら必死に勉強しました。そして色んな方のご理解を得て43歳の1年間は非常勤講師と家庭教師をしながら県庁高齢福祉課の指導を仰ぎながら特別養護老人ホーム建設の申請書と社会福祉法人の認可申請の書類作りの為に浸食を惜しんで自分なりに頑張りました。
その頃の睡眠時間は平均で3時間程度だったと思いますが体力・気力共に充実していたので全く苦にならなかった様に思います。私にとってラッキーだったのは所謂「働き盛り」と言われる40歳代だった事が幸いした様に思います。71歳になった今、「同じことをやりなさい・」と言われても「絶対に無理」と言わざるを得ないと思います。今思うに、40代前半にあの様なチャンスを得られた事に感謝しかありません。