今日のえりかの里

立って歩く事の大切さ~理学療法士の視点から~

毎日利用者様とお話しをさせていただきながら、利用者様の悩みや痛みに合わせて「加療および運動訓練」を個別で実施しております。

今日は、「立って歩くことの大切さ」について、理学療法士の視点から、少しお話ししたいと思います。

私たち理学療法士が高齢者の方と関わる中で、特に大切にしている動作の一つが「立って歩く」ことです。日常生活の中では何気ない動作に思えるかもしれませんが、これには身体的・精神的な健康を維持するために多くの意味が込められています。

まず、「自分の足で立ち、歩ける」ということは、自信や自立心を支える大きな要素です。歩くことで外出の機会が増え、人とのつながりも保ちやすくなります。それにより、身体だけでなく、心の健康にもつながるのです。

私たちは、ただ「歩けるようにする」ことが目的ではありません。「その人らしい生活を続けられるようにする」ことを一つのゴールとして考えます。だからこそ、立つ・歩くという基本的な動作を大切に考え、支援しています。

これからも利用者の皆様が自分の足で人生を楽しめるよう、日々のリハビリに取り組んでいきたいと思います!!