今日のえりかの里

利用者様から学ぶこと

利用者様のお話しより、学ばされることが多くあります。今日はその中からひとつご紹介します。

ある利用者様が、ご主人のご両親と暮らされていた時のお話しをして下さいました。お姑さんがお亡くなりになる3日程前に、「○○ちゃん(利用者様)にはきついこと言って悪かったなあ」とおっしゃられたそうです。その利用者は「そんなことないですよ。気にしないで」とお話しされたこと。そんなこと気にして、亡くなるのは気の毒やでなあ、と。実際には、「ここにおいてあったお金なくなったけどあんた盗ったんか」などと言われた事がしばしばあったそうです。でも、その利用者様は、「実の親子じゃないで最初に疑われるんや。でも「探しますね」と言って探したふりをして、しばらくしてから、そういえば机にあったので棚の上にしまっておきましたと言って渡すと機嫌よくなるんや。」そういうことがよくあったんや。他にもな、お舅さんがお金が無くなったと騒ぐことがよくあって、そういうときは、やっぱり探したふりをしてから、お父さんは何故かいつもお金を帽子の中に隠すくせがあったから、「帽子の中みてみたら」と声をかけると見つかって、機嫌よくなるんや」と笑いながらおっしゃられていました。私ならまず怒ってしまうのに、とても勉強になりました。参考にさせて頂きます。

今日も一日とても暑い一日でしたが、えりかの里では、皆様元気に楽しまれてみえました。