

関ケ原はどんより雲の天候でしたが、
今日は大垣祭りが開催されており、午後から 利用者の中でも話題に上がりました。
「昔は家族で行ったもんだわ。」
「夜に、八幡神社前で山車が並ぶとキレイやったわ。」
「屋台でちょこちょこ買って食べるのが美味しい」
など、思い出話がたくさん。
せっかくなので、大垣祭りを調べなおし、皆さんへ情報提供。
大垣まつりの軕の起源は、慶安元年(1648)に大垣城下町の総氏神であった八幡神社が、
大垣藩主戸田氏鉄公により再建整備されたおり、城下18郷が喜びを御輿3社の寄付で表し、
大垣10か町が10両の軕(出しもの)を造って曳回したのが始まりと伝えられました。
延宝7年(1679)、藩主戸田氏西(うじあき)公から、
「神楽軕」「大黒軕」「恵比須軕」のいわゆる三両軕を賜り、
それを機に10か町は、軕の飾りつけに趣向を凝らしていきました。
濃尾震災や先の大戦によって多くの軕を失いますが、
その後、修復や復元、購入などにより再建が進められ、
平成24年に2両の軕が復元され、70年ぶりに全13両軕が勢揃いしました。
平成27年3月2日に国重要無形民俗文化財に指定され、
平成28年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
以前は毎年5月14,15日に開催と曜日に関わらず決まっていましたが、
平成7年より、毎年5月15日までの15日に近い土、日に行われるようになりました。
「ユネスコの文化遺産になったんか」
「ユネスコって何や」
そんな話をしながら、昨年の大垣祭りの映像も観ながら、思い出話で盛り上がりました。