

年齢を重ねると、どうしても足元が不安定になりやすく、
「転びそう」と不安を感じられる方が多くみえます。
転倒は、ケガにつながるだけでなく、その後の生活に影響を及ぼすこともあります。
ですが、日々のちょっとした工夫で、「転ばずに歩く力」を保つことができます。
今日はそのちょっとした工夫をお伝えします!
- 足の筋力を守る
太ももやふくらはぎは、体を支える大黒柱のような存在です。
椅子に腰かけたまま膝を伸ばす運動や、
座った状態からの立ち上がりを繰り返す運動を少しずつ行う事で、
足の筋肉を守ることにつながります。
- バランスを養う
片足で数秒立ってみたり、椅子の背に手を置いて軽くスクワットしたりしてみるのも良い練習です。ほんの少しずつ続けるだけで、ふらつきにくい体になります!
- 環境を整える
足元のコードや小さな段差、滑りやすいスリッパなどは転倒の原因になります。
お家の中など、歩く道をできるだけ安全に整えておくことも、とても大切です。
- 姿勢と歩き方を意識する
背すじを伸ばして、顔を上げ、少し遠くをみながら歩きましょう。
自然と足も上がりやすくなり、つまづきにくくなります。
呼吸も楽に、気持ちも明るくなります!
転ばないように心がけることは、「これからも自分の足で歩くための準備」です。
無理のない範囲で良いので、できることから始めましょう!
毎日の積み重ねが、安心して元気に過ごす力になります。
利用者の皆さんがこれからも安全に、そして笑顔で歩き続けられるよう、これからもお手伝いしていきます!