第3回、介護者教室の報告書
平成30年12月2日に介護者教室を開催しました。今回は、「段ボールトイレを作ろう!」をテーマに行いました。 講師に、不破西消防署の元署長の田中さんに行ってもらいました。 段ボールトイレを作る前に、ヒートショックについてのお話がありました。その中で、年間ヒートショックで死亡される方は年間交通死亡者数よりも多く、また高齢者の方が家の中で亡くなる原因の4分の1を占めていることは参加された方と同様に驚きでした。
そして、参加者の方と段ボールトイレを作りました。事前に田中さんが段ボールをカットして準備されてみえたため、参加者の方は田中さんの説明を受けながらプラモデルを作るような感じで20分ぐらいの作業時間で段ボールトイレを完成しました。
作ってもらった段ボールトイレに参加者の方に座ってもらいました。参加者の方から、「強度があって座り心地も良かった。」「想像していたよりも、しっかりしていた。」などと言って頂ける方がみえました。介護者教室に参加されて、段ボールトイレの必要性を理解してもらえたのか、参加者の方から「持って帰ってもいいですか?」と職員に尋ねられて持って帰られる方もみえて、希望される方には段ボールトイレを持って帰ってもらいました。
次回は、平成最後の介護者教室を3月に開催を予定しています。理事長が言われるように、一人でも参加してもらえるなら続けなさいを使命に、職員の方に協力してもらいながら取り組んでいきます。
えりかの里:北島 賢治