先週の暑さから一変、またジメジメとした日が戻ってきましたね。
この時期が終わると、いよいよ夏がやってきます。
梅雨明け後は、急に気温が上がり、湿度も下がって、体にとっては大きな環境の変化になります。
高齢の方にとって、気温や湿度の変化は体に負担がかかりやすく、
熱中症や体調不良の原因にもなります。
そこで今回は、夏に向けて今のうちからできる「体と暮らしの準備」を、
理学療法士の視点からお伝えします。
- 朝の軽い体操で体内リズムを整える
朝の涼しいうちに、いすに座ってできる体操や深呼吸を取り入れることで、
自律神経のバランスを整え、暑さに負けない体づくりができます。
肩回しや足の上げ下ろしなど、無理のない範囲で継続しましょう。
- 水分補給はこまめに
のどが渇いていなくても、こまめな水分補給を意識しましょう。
特に、朝起きた時・入浴前後・運動後はしっかりと水分を摂るように心がけましょう。
- 室内の温度と湿度をチェック
「我慢しすぎ」は禁物です。室温は28℃以下、湿度は50~60%を目安に,
エアコンや除湿器を活用してください。
直接風が当たらないように工夫する事で体の冷えも防げます。
- 無理のない生活リズムを
熱くなると睡眠の質も落ちやすくなります。
日中の軽い活動でほどよく体を動かし、夜はぐっすり眠れるように意識していきましょう。
夏本番を元気に迎えるためには、今の時期の備えがとても大切です。
無理なく、楽しく、えりかの里で季節の変わり目も元気に乗り越えていきましょう!
お昼には、畑で採れた、今シーズン初の収穫のなすを
煮びたしにして頂きました。


