
本日は天気が良く、利用者と一緒に先日苗植えをした畑の草抜きを
行ったのですが、その時に「陽に当たらなあかんな」
との話になり、陽に当たる、日光浴ってどんな効果があるの?
調べてみました。
①ビタミンDの生成
日光浴によってビタミンDが生成されます。ビタミンDは、骨や筋肉を強くする働きがあり、
免疫力アップの効果も期待できます。
日光浴によってビタミンDを生成するためには、
紫外線を浴びる時間や量に注意が必要です。
②セロトニン神経が活性化する
日光浴は、脳内でセロトニンが分泌されるため、
セロトニンを増やすために日光浴をすることが大切です。
セロトニン神経を活性化させるためには、強烈な光を浴びることが効果的です。
また、20〜30分程度の日光浴が最適であり、
5分未満では効果がないとされています。
③体温が上昇する
日光浴には、体温が上昇する効果が期待できます。
人間の平均体温は36.5〜37.1度です。日光浴や運動によって体温が1度上昇すると、
通常時と比べて免疫力が最大5~6倍になるともいわれています。
また、体温が上がると血流がよくなります。
血流がよくなることで筋肉の増大にも効果的です。
④安眠効果がある
日光浴の効果には、メラトニンの抑制と分泌が挙げられます。
太陽光を浴びることで、松果体から分泌されるメラトニンが抑制され、
セロトニンが分泌されます。セロトニンは、脳内物質の一種で、リラックス効果があるとされています。
また、セロトニンはメラトニンの前駆体です。
そのため、日光浴によってセロトニンが分泌されることで、
メラトニンの分泌も促進されます。
メラトニンは睡眠ホルモンとして知られており、睡眠の質を高める効果があります。
⑤体内時計を調整する
日光浴によって体内時計を調整できます。
朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、
体内時計がリセットされて活動状態に導かれるのです。
また、日光浴によって体内時計がリセットされることで、
睡眠の質を高める効果も期待できます。
「セトロニンとか、メラトニンとかは、よく分からんけど、
安眠効果もあるやなー。やっぱ陽に当たらなあかんな」
一日中、家にこもりがちな利用者が言われてました。