



「服のボタンがかけにくい」、「コップを持ちにくい」など、
日常生活で不便を感じる事はありませんか?
年齢を重ねると、腕や手の筋力が衰え、少しずつ、
思うように動きができなくなることがあります。
私たちの生活において、腕や手はとても大切な役割を担っています。
食事をするとき、衣服を着るとき、文字を書くときなど,
日常のほとんどの動きに腕や手が関わっています。
<腕や手を動かすメリット>
・筋力の維持により、生活動作がスムーズになる
・指先を使うことで、脳の活性化につながる
・趣味や交流の幅が広がり、心の健康にも良い
<簡単にできる運動例>
・タオル絞り運動:タオルを両手で持ち、絞るように動かします。
手首や指先の運動になります。
・グーパー体操:手を大きく開いて握るを繰り返す。
血流が良くなり、冷えの予防にもなります。
・腕の振り子運動:椅子に座ったまま、腕を前後に大きく振る。
肩や肘の動きを保ちます。
日常生活の中でも、洗濯物をたたむ、食器を並べる、新聞をめくるなど、
普段の生活動作そのものが良い運動になります。
無理なく楽しく続けられる工夫が大切です。
デイサービス内でも、ぬりえや製作活動、リハビリ体操などを通して、
ただ1日をじっと過ごすのではなく、少しでも体を動かす機会を設けています。
「手を動かすことは、心も動かすこと」
毎日のちょっとした動作を大切にしながら、これからも楽しく元気に過ごしていきましょう!