今日の優・悠・邑 和合

102歳の方とのお別れ!

本日、入居者様がお亡くなりになりました。

入居者される時点で、家族の方より施設で看取られるとお話があり、3月の上旬に入居されました。最初は、食事の際は食べたい物は食べられて食べない物は食べられない様子が見られて、しっかりとした意志を持ってみえる方ということが印象的な方でした。

そんな方が少しずつ状態が低下してきてしまい、3月の中旬には居室を変更しないといけない状況になられてしまいました。

介護職員と相談しながらケアを行いながら、看護師さんや管理栄養士さんにも助言を頂きながら、ご本人に苦痛がないように努めながら、ご本人の意思を可能な限り尊重してケアさせて頂きました。

和合の入居者様は、病院で看取られる方が多く、施設で看取らせて頂ける機会が少ないため、職員の方には基本的なことから声をかけて率先して取り組ませてもらいました。

家族の方だけではなく、在宅生活を送ってみえる際に地域でクラブ活動に参加されて知り合った友人の方も面会に来られて、100歳を超えても手先が器用だったことから他の方と同等以上の作品を作られて作品展に出展してみえる写真を見せてもらう中で、元気に100歳まで人生を歩まれたことは教えてもらいました。入居者様も、友人の方の手を力一杯握りしめられる姿から職員と友人の方との会話を楽しく聞いてもらえていたのではと思っています。

前日には、看護師さんから呼吸状態が変わってきたから家族さんに連絡してほしいと依頼を受けて、家族の方に電話させてもらうと、すぐに面会に来てもらえて会って頂くことも出来ました。

まだまだ足りない部分はありました。外国の職員の方にも「看取りケア」を少しでもいいので理解してもらい、今回の経験を活かしてもらいたいです。そして、その方が望まれる最後の過ごし方ができるチームを目指していきたいです。