今日は口上芸の公演がありました。
口上芸?ナニ?ソレ?
そう、若い方はわからないかもしれませんね~。
日本古来の大道芸だそうです。
「ガマの油売り」とか、「バナナのたたき売り」とか、「南京玉すだれ」とかあって、これらは「物売り口上芸」というのだそうです。
今でいう、実演販売です。東急ハンズなどで野菜カッターなんかやってる、あれですネ。
今回の演目は、「外郎(ういろう)売り」と「ガマの油売り」です。
袴姿の古武士の扮装に、皆さんのテンションが上がります。
まずは「外郎売り」から。はじまり、はじまり~!
独特の言い回しや体を大きく使った迫力とスピード感のある動きに、ついつい引き込まれます。
皆さん、思わず聞き入っていらっしゃいました。
油断していると、皆さんの方へ乱入。
おや?手に持っているものは、何やらブヨブヨとした大きな…ガマ?!
放り投げられ、職員が思わず「キャーッ!」っと悲鳴を上げて飛び退ると、してやったりと「ニヤリ」。
立て板に水のごとく話は続き、自然な流れで「ガマの油売り」へと移っていきました。
あっぱれ!
腰に太刀まで登場です。
「1枚が2枚、2枚が4枚…。」とがまの油によって切れ味が良くなった?刀で紙が細かく切られて紙ふぶきになると、会場が一気に盛り上がりました。
入所者・利用者の皆さんの、素敵な笑顔がたくさん見られました。
それに、日本の伝統芸を見られて良かったです。(*^_^*)