どうも有難うございました

東京にあるケアポート板橋から4名の幹部職員さんが丸2日間北欧式トランスファーテクニックを中心とした研修にこられた時の事をレポートします

丸2日間の研修と言う事で、大垣のホテルで前泊されて、朝早く施設にお見えになられたのに先ずは驚かされました。次に驚いたのは、研修1日目の午後には田地施設長さんも来て下さり泊まって頂いた事です。そして何より驚かせられたのは、実に熱心に当施設の職員の拙い指導にたいしてもいっぱいいっぱい質問されケアポート板橋の職員達で話し合われ、また質問されてと素晴らしいものでした。そして研修最後に驚かせられたのは東京に台風が接近しているニュースが流れて少しでも早くに帰って頂いた方がいいのではと考えていたのですが、あに図らんや!フロアで質問されていますよと当施設職員からの報告。素晴らしい!ブラボー〓「これくらい、貪欲でなくては」。今回、はるばる東京から研修に来ていただいての当施設としての収穫を最後にまとめとして書きます。
①田地施設長さんから、今後も施設間交流を図って行きたいと言って頂いたこと
②当施設の職員が他の施設職員に指導する事により成長してくれる事
③施設の中も他の施設の職員さんが入られる事によって充実する事
何よりも田地施設長さんがお酒がお好きだと言う事がわかったこと
追記。何よりも素晴らしいのは、東京駅に着いた事を着いて直ぐに連絡を頂いたことと、次の日にお礼のメールを頂いた事。当施設に取っても実りあるものでした。後は、私がいつも言っている継続は力なりの実践をしていく事だと思います。刺激いっぱいの出来事でした。ケアポート板橋だけでなくお互いを切磋琢磨していこうと考えてみえる理事長さん施設長さんは連絡下さい。

10月9日に慶応義塾大学医学部内科(老年内科)の広瀬先生が来苑されました。

105歳の男性入居者とその家族の調査の詳細レポート(「今日の優・悠・邑」)については伊藤新館統括リーダーに委ねるとして、私はその折感動を覚えた事をレポートします。
まずは、25、6年前に遡って話しをします。その当時の私は児童養護施設の指導員として学習遅滞児であったとしても、「マンツーマン特訓」と銘打って毎日夜の零時過ぎまで中学生と格闘していて「俺が日本一の指導員だ」と自負していた頃、岐阜県児童福祉協議会調査広報委員として石川県金沢市にある児童自立支援施設に取材に行った折、その施設の責任者の方に「大変なことは何ですか」とお聞きすると、5分位の沈黙後、その方が「うーん、苦労してることって何だろうなあ」と言われた時は、正直「そんな訳ないやろ。それとも、この方は、苦労を苦労と思わずに使命感で仕事をこなす凄い人なのか。」
と思うと同時に自分が「俺が日本一の指導員だ」と思っていたのが思い上がりであったと痛切に感じたものでした。今回の広瀬先生の訪問は、その時の出来事を彷彿するものでした。だって、病院と大学の仕事がない休みの時に、東京から関ヶ原駅に9時27分に着こうと思ったらご自宅を6時前に出て見えると思うので、そのことをお尋ねすると、「今日なんか大した事ありません。北海道に飛行機で行って空港から三時間かけていって最終の飛行機でその日の内に帰った時はさすがにしんどかったけど大丈夫だったよ。」と言われた時は、感心したり驚いたりと言う状態からなかなか立ち直れなかったです。あの驚きをすぐに書きたかったのですが、20日近く経過して改めて書くことにしたのは、広瀬先生からお礼の手紙と共に写真を頂き、またまた感動し、ブログの原稿が滞っていたことを思い出したからです。
こんな凄い先生にお会い出来たのも、私自身も頑張っておればこそ。頑張っていたらこれからも、素晴らしい出会いがあるのかと思うと、わくわくしてきました。

 

「報告、連絡、相談プラス確認の徹底とは」

昨日の入居者及び利用者は106人。これだけの方に、安全で快適で今日も1日良かったよと言って頂く為には、職員が本日のテーマである「報告、連絡、相談プラス確認」の徹底を日々していくことが大切。感性を研ぎ澄まして、気がついたことを速やかに行動に移す。小さな出来事も見過ごさない。業務に流されないために理論構築をして行動に移す。行動に移す時にも「報告、連絡、相談プラス確認」を大切にしていく。口を酸っぱくして言っているのに形にならない苛立ち!パフォーマンスはいらない!陰徳とコツコツさ。自分にとって都合の良い解釈をしない。オムツゼロ、トランスファーは何のために実践しているのか。杉和会が目指しているものは何なのか、7時に施設に着ての思いをブログにぶつけてしまいました。殆どの杉和会職員はこのブログを読んでいる事でしょう。職員は理事長の思いを組んで実践して欲しいし、その他でこのブログを読んでいただいている方は、杉和会の理事長は熱く語った意味を理解して下さり、今まで以上のご支援をお願いします。

カレンダーが・・

カレンダーが変わり「悔いのない日を作っていこう」と書いてありました。これを見て実はホッとしてます。毎日毎日全力投球しなければと、片意地張っていた気分が楽になったからです。四捨五入したら六十歳。ボチボチいくのも大事かな!頑張って生きるのは難しいものですね。カレンダーの言葉を見ながら、考えたことでした。

来週は敬老週間です。

来週の敬老週間に向けて、一週間を通して毎日色々な企画を職員に割り当てて行います。
例えば、落語家の笑福亭伯枝師匠を招いて落語を楽しんで頂き、無事を祝って1メートルはある鯛の生菓子の鯛カットをして皆さんに食べて頂いたり、滋賀県長浜市に本部がある滋賀信行会の協力を得て、幸福と健康を祈願しての千願経を挙行したり、その他にも、居酒屋あり、映画会あり、カラオケ会ありと盛り沢山です。
企画をしているそれぞれの責任者には2つの事を指示しています。一つには、企画には理念を持て。二つには、継続出来るものにと言うことです。
一日一日を大切に生活して頂ける事を提案実践していくのが我々の使命。かつては、毎日が敬老の日などと言っていた不十分性を反省し、敬老週間を機に自戒を込めて、職員に語っています。
少し綺麗すぎる言い方だったでしょうか。

昨日理事会・評議員会が開催されました。

今回の理事会において任期満了に伴う改選において、理事8名と監事2名全員の再選が承認され、私自身も理事会による互選により5期目の理事長に再任されました。再任を機に改めて3年先5年先を見通した法人経営をしていく気持ちを強くしました。
その為には、職員が一丸となって理事長である私の想いを如何に理解し具現化していくのか。具体的に述べるなら、顧客満足度を向上させながら職員にとってもやりがいのある施設にしていくこと。より具体的に述べるなら、現在取り組んでいる①トランスファーテクニックの充実②オムツゼロに向けての実践③副リーダー会、幹部会、全体会の継続と充実④委員会提案の充実とその実践⑤全国老施協主催の研修会への積極的参加等々、拾い上げれば色々ありますが、今まで以上に頑張りますので今後共宜しくお願いします。
追伸:久方ぶりにブログを書きましたが、もっともっと頑張って書けるように応援メッセージをどんどん頂けるとありがたいのですが・・・・。

東京へ行く新幹線の中で

日経新聞の「交遊抄」と言う記事で小池淳義氏(サンディスク日本法人社長)が「アメフトの恩人」と言うタイトルで書かれている中で、日立製作所のアメフトのコーチを勤められたラリー・ドノバン氏の指導の中の一節を紹介しています。「練習は厳しく指導は理路整然としていた。選手にはステップの角度まで細かく指導した。しかし彼が技能以上に強く訴えたのが哲学だった。「Do your own job」。まず一人ひとりが何が最善か考え、全力でプレーする事がチームを強くする。周囲を気にしたり、他の選手に責任転嫁したりするような空気は一掃された」。
当法人の施設も13年目を迎えそれなりに職員も育ってきました。贅沢な悩みかもしれませんが、今一歩のスキルアップを望み悩んでいた時に、この記事に巡りあえて自己満足かもしれませんが、糸口らしきものが見えてきたように思います。もう少し自分自身を叱咤激励してみますか!

若手の台頭を望んでいます

福祉医療機構の経営者セミナー(博多、大阪、東京)や関東ブロック研修大会(山梨県甲府市)などでお話しする機会を頂いた時に、幹部会や副リーダー会の充実がなされ職員のスキルとモチベーションが上がってきたと話しさせて頂いたのですが、最近は副リーダーに続く職員がなかなか育ってこないと言う、ある意味贅沢な悩みに直面しています。勿論、頑張っている職員はいます。ただ、提案力や実践力と言う意味でもっと伸びて欲しいなと言うこと。その為には根回しが必要な事も含めて。一人ひとり呼んで話しするとみんな素晴らしいのに!入居者の為に大きくアクションを起こして欲しいな!若い職員が元気だともっともっと、素晴らしい集団になるのに!集団が元気になれば、私自身ももっともっと頑張れるのに!朝の一人言をブログに載せてしまいました。大きな一人言ですいません。

関東ブロック 老人福祉施設研究総会 二日目の第一分科会で講演と助言をさせていただきました。

6月24日~25日に山梨県甲府市で開催され、全国老施協研修委員会委員で山梨県老施協副会長の石井先生から依頼があり、簡単にお受けしたものの開催要項を見て真っ青。第二分科会の講師が日本女子大の久田則夫教授で、しかも、第一分科会のテーマが「社会福祉法人の経営戦略~経営・管理、地域貢献~」で、二度目の真っ青。私が聞きたいテーマですよ全く・・・。このテーマで話しができるのは、中村参議員と中田会長ぐらいではないでしょうか。でも、お引き受けした限りにおいては、私なりに一生懸命させていただくしかないと、学生時代には予習などしたことがないのですが、頑張ってみました。しかしながら、頑張れば頑張る程何を話して良いのかが分からず、演台に立った瞬間、何故か自分が中学を卒業するまで対人恐怖症の赤面症だったことを話していました。その後は、レジメに沿って当法人で展開していることを話しさせていただいたのですが、聞き手の皆さんが真剣に聞いて下さったお蔭で、無事に講演を終えることができました。また、講演後の事例発表はそれぞれに素晴らしく助言など必要ないようなものでしたが、立場上させていただいたのですが、文字道理ぶっつけ本番のものでしたが、自分でもうまくまとめれた。ひょっとしたら、自分の頭の中で誰かが私の口を通して話をしているのではないかと思うくらいに・・・。とにかく、夜も寝れないくらいのプレッシャーだったのですが、スタッフの皆さんと良き参加者に恵まれて無事に終わったことの報告でした。
追伸 施設へ施設見学の依頼や質問を多く頂いていることに感謝

聞く姿勢に勢いを感じ、感謝!

月一回の全体会が15日に実施されたのですが、当法人の顧問である烏野先生(びわこ学院准教授)が会が終了後の話の中で職員それぞれの提案力と発言力の素晴らしさを褒めていただきハタと気がつきました。それは、職員一人ひとりの聞く姿勢の良さです。有り難いと思うと共に12年の重みです。これを機にもっと、色々な発信ができるように職員と共により一層頑張って行きたいと思っていますので、励ましの返信も皆様よろしくお願いします。