令和5年6月5日
昨日報告した職員の昇進祝の宴に提供しようと考えていた石川県の銘酒『菊姫』を、我が家に取りに行った15時30分過ぎの事です。玄関先から奥様かをりさんに取って貰おうとすると全く元気が無いので、「どうしたのか」と聞くと「奥様がめっちゃ可愛がっている(食事等の提供者である私には、今でも毛を逆撫でて歯を剝いてくる事が度々なのですが・・・)猫の『おもち』は、奥様が庭木作業に来られる予定の時間前に植木鉢を移動させている時に、玄関の戸が開いていて外に出てしまって未だ戻って来ない。」との話をしている時の様子が全く持って『意気消沈』と言う表現がピッタリ当てはまる状態なので、どの様に声を掛けて良いのかわからない状態でした。
その後私は昇進祝の宴があるコミュニティーハウスに行き、準備と宴を終えて家に帰ったのが20時過ぎで、家に送って貰い家に入ると暗い表情の奥様が椅子に腰かけているので「まだ帰って来ないの」と声を掛けると、暗いままの顔のまま「屋敷の外でこの辺りを縄張りにしている猫に追いかけられていたのは見たのだけれど・・・。その後は見ていない。」と言う事なので私は「屋敷周りを見て来るは」と懐中電灯を持って外に出て、東側の道路を懐中電灯で照らしながら歩いていると、我が家の敷地内の狭い通りを走って行く姿を発見して大きな声で奥様に聞こえる様に「そちらの方に走って行ったぞ。」と声を掛けましたので、確かに奥様の方に向かって行ったのですが、残念ながら捕まえる事は出来なかった様です。あんなに可愛がっていた『おもち』に逃げられたので、奥様のショックは大きかった様ですが、家の周りにいた事を確認出来たのは少しの安心だったと思います。
私にとっては、いつもの朝が来て4時25分のアラームでの行動開始をして、仏間での祈りとお墓参りの為に外に出るまではいつもの通りだったのですが、いつもと違ったのは、直ぐにお墓に向けて歩くのでは無くて、我が家の外回りを隈なく探してからお墓に向かいました。但し残念ながら『おもち』は見つかりませんでした。お墓のお参り後の朝食の時に奥様にその報告をしたのですが、奥様は意気消沈していて「おもちが見つかった夢ばかり見ていた。」との事だったので、奥様の落胆ぶりは想像以上だったのだと思います。
余談ですが、おもちを探す為に玄関先の庭にある古木の紅梅を何度となく見ていて改めて「凄い生命力だ。」と思うと同時に「栄養は皮の部分から浸透するんだ。」とも思った間いです。奥様が悩んでいる時に申し訳ない話かと思いましたが、私にとっては私が生まれる前から存在している古木の紅梅も大事なので。