褥瘡対策委員会

9月委員会報告

現在の褥瘡の状態(R3.9.20.現在)

本館1階・・・2名

・右臀部褥瘡変わらず。膿が出てきている状態。

・左足首付近の内側に褥瘡あり。パッド保護している。

本館2階・・・1名 ・臀部の褥瘡、きれいに治癒している。

新館1階・・・2名

・エアマット継続中。仙骨部の褥瘡、小さくなってきている。傷も綺麗な状態。毎日看護師による洗浄と、オムツ交換時には毎回褥瘡パッドの交換を行っている。

・仙骨部の褥瘡、治癒している。褥瘡パッドは継続して当てている。右踵の褥瘡。少しずつ小さくなってきている。匂いもなくなり、きれいな状態。

新館2階・・・1名 ・左腸骨、傷はできていないが発赤が続いており要注意。

○少しずつ褥瘡の状態は良くなってきています。これからの時期気になるのが乾燥です。今のうちから保湿を心掛け、乾燥がひどくならないように対応をしていってください。皮膚が乾燥しているだけで褥瘡のリスクは高くなります。かゆみも出てくると、掻きむしることで傷ができ、その傷が悪化してなかなか治らないという事もあります。職員一人だけが気を付けても意味がないので、チームケアで取り組んで行きましょう!

★保湿の仕方★  参考にしてください。

無題 無題1

◎保湿だけでなく、肌に身に着けるもの、特に肌着の素材にも気をつけると良いです。夏場でも乾燥している方に対しては特に、ズボン下を履かない場合はズボンの素材にも気を遣っていただけると良いかと思います。綿100%のズボンがなければ、一時的に綿パジャマを活用するのもひとつかと思います。

(来月の取り組み)

状態報告、処置方法の確認

・ポジショニングの継続、改善

・乾燥対策の呼びかけ