トランスファー研修委員会

9月委員会報告

北欧式トランスファーの基本的な考え方】

①持ち上げない

②利用者の積極的な参加

③自然な動き

④摩擦

⑤傾斜

⑥てこの原理

⑦太極拳のようにしなやかに

 

【あると便利な福祉用具】

スライディングボード

プラスチック製のすべりやすい板で、デンマークでは、立位姿勢を保つことが難しい人や足切断などで立位が取れない人などのベッド—車椅子間の移乗介助によく利用されています。座位姿勢のまま臀部を滑らせて移乗でき、介助者の負担も少なくてすみます。ただ滑りやすい材質であることから、介助中に利用者が転倒しないよう、十分に注意してください。

引用:小島ブンゴード孝子著 北欧に学ぶやさしい介護——腰痛を起こさないための介助テクニック—— 株式会社ワールドプランニング P19

【本館1階での取り組み】

〇前回(8月) 今月も腰を痛めて休まれる職員はみられず、介助時のベッドの上げ下げの調節もできている。スライディングボード(土川輝子様)の使用に関しては、起床介助時に焦ってしまい、使うのを忘れてしまう職員もみられる。

〇今回(9月) 職員1人ひとりにスライディングボードを使っているかを確認する。

(来月の取り組み)

今年度の目標:全職員が道具や福祉用具を適切に使って、トランスファーを実践できるようになる。

早瀬主任を中心に、本館1階で継続的に取り組み、結果を毎月報告する。