ついに私は『僧侶』と間違えられました。
令和4年8月21日
昨日はかつての入居者さんのお通夜が18時からだったのですが、会場が狭いところと聞いていたので、ジョイントカラオケを5ヶ所行い(私は合計11曲歌わせて頂いたのですが)カラオケを終えてボランティアの藤下の高木さんと話をしてから玄関に見送って「多くの人が集まれないのであれば早くに行くべし」と言う事で通夜会場に出掛けました。5台しか駐車出来ないスペースでしたが停めることが出来て葬儀の係員の方が私の車に近づいて見えたのでガラス戸を開けると「お坊様ですね。」と言われたので私は心の中で「おいおい。私は遂にお坊様に見えるような存在になったのか」と思いつつ「いえ、違いますがご住職は間も無くおみえになると思います。」と答えてから沁々私の風体を考えてみたら「間違えられても仕方がないな」と思った次第です。と言うのも、礼服を着ているわけではなく、作務衣を着ていて、しかも坊主頭なのですから・・・。
私の車に引き続いて打ち合わせをしたかのように、入居されていたフロアの責任者西川課長が職員を乗せて来てくれました。我が施設の職員は熱い心を持っていてくれるから有り難いと嬉しくなりました。身内の方にご挨拶をして、職員と一緒に般若心経を一巻唱えさせて頂き、亡くなられたかつての入居者さんのお顔を見て本当に安らかなお顔をされていた(私もその様に思いました。)のを西川課長が「綺麗に口紅が塗れている。」との言葉には「安らかなお顔をされている」と同意語の様で嬉しく、しかもたくましく思った次第です。
本日も途中で雨に打たれましたが、お墓まで頑張って歩きました。毎日お墓まで頑張って歩くようになって2ヶ月以上になる中(予防接種で熱を出し5日間休みましたが)たくさん祈りの場はあるのでスルーしていた仏様に昨日初めてお顔を見させて頂いたら、私は仏様の事は詳しくないので正面の仏様がどのような方かはわからなかったのですが、向かって右側の仏様は『不動明王』(この仏様は書いてなくてもわかりますが)左側の仏様は『毘沙門天王』と記してあり興味を持ったのですが、本日は綺麗にお花がお供えされていたので6ヵ所ある花立てに水を足したのですが水が殆ど入っていなかったのか3本持っていったペットボトルの水の内2本は無くなり3本目も3分の2が無くなったので、残った分は若山家のお墓のみで使う事にしました。いつもだと何か所かに水を入れるので時間がかかるのですが、その時間が無かった為か若山家のお墓から帰る時に6時の関ヶ原町報が入りました。
幸福地蔵菩薩様の所まで帰って来ると木魚の音が聞こえて来たので「昨日立ち話をしていた同級生が幸福地蔵菩薩様のお参りをしてから家でお参りをしていると言っていたけど本当だったんだ。」と思いながら家に帰った次第です。
リピーターの皆さん。私は気が付いた事を何でもコラムに書いてしまいますのでこれで良いのか悪いのかはわかりませんがこのスタンスでこれからも行きますので今後ともよろしくお願いいたします。
【追記1】大谷徹奘師の日めくりカレンダーに『ほしいのは 自分に 負けない 心です』の言葉に今の私はずしんと来るものが有りました。
【追記2】本堂の電気が点いていましたので、思わず写真を撮りました。