昨日のコラムで『彼岸花』の悪口を言ったのですが
素直に彼岸花さんに「ごめんなさい」と謝らなければいけないと思いましたので、書き出しから「ごめんなさい」と書きました。だって私は日頃から『是は是、非は非』と言ってますから・・・。
何故謝らなければいけないかと言うと、午前中に新規事業が完成したら事業譲渡を受ける事になっている建設予定地の隣の施設の園長さんとの打ち合わせの為に車を走らせていると、施設の近くにある田圃の畔には「これでもか」と言うくらいの彼岸花が咲き乱れていたので、私は「9月26日の起工式の時にはパラパラとしか咲いていなかったのに。でも、本部施設がある今須地区は大して咲いてなかったな」と考えながら運転していました。
そして、打ち合わせを終えて再び本部施設に帰って行く時には施設に向かう時よりも咲き乱れているように感じました。尚且つ、午後から和合の施設でかつての職員が本日から復帰してくれたので辞令を手渡し、その後佐藤施設長と打ち合わせをして、15時から大垣フォーラムホテルで大垣歯科医師会との懇談会があり16時過ぎまでの会に出席して(施設側代表で挨拶をさせて頂きました。)再び本部施設に帰って行く時に今須地内に入ってビックリしました。と言うのは13時前に和合に向かう時にはさほど咲いていなかった彼岸花が見事なくらい咲いていたのです。
本日のめざましい彼岸花の咲き方から考えるに、昨日も書いたように22日の秋分の日には大して咲いていなかったのに今日になって咲き乱れていると言う事は、今年の夏の暑さがいつまでも続き、彼岸花さんにとっては「こんなに暑いのに咲けるか」と言うことであって、自然界の正確さに舌を巻くばかりです。だって、車で行けば20分位しか違わない垂井町梅谷地区と関ヶ原町今須上の谷地区での微妙な咲き方の違いにはますます舌を巻きます。
但し、日本人の風流にはそれほどの違いがないと私は感じているのですが。と言うのも、当施設では本日の中秋の名月にあわせて、すすきと団子をお供えしたのです。私の拙い知識の中では、日本人の風流を感じるようになったのは平安時代からではないかと考えています。(もっと前からかも知れませんが)『風流=繊細な感覚』と考えているのは私以外にも多くの方が感じてみえると思います。この一見『無駄』のようにみえる感性こそ、日本人として決して無くしてはいけないものだと思っています。
リピーターの皆さん。当施設では、今がたとえコロナ禍であっても、日本の歳時記を大切にしていくのが、入居者さんの幸せの一つだと考えていますので、これからもご支援宜しくお願いします。なお、早速のお願いですが、例年吊るし柿を楽しんでいます。もし、とらないである柿がありましたらご一報下さい。✳自分の事でのお願いは出来ませんが入居者さんの喜んで頂く為ならどんだけでも厚かましくお願いできます。ご理解下さい。