朝から笑える話題だけど笑えない話しです
またまた、『なぞなぞ』の様な話題で恐縮ですが、そのような表現しか思いつかなくて・・・。それは、朝食を頂いている時のテレビ番組での出来事です。(私は途中からの視聴だったのですが)
『ドデスカ』と言う番組で関ケ原町の紹介をしていたのです。私が見始めた時には関ケ原駅が画面に出てきて駅の構内が閑散としていると言うより誰もいない所が映像に流れ、「この番組の意図は何処にあるんじゃい」と思って次の場面を見たら町内の方へのインタビューで進行役の方が「何処に行ったら多くの方に会う事が出来ますか」の投げかけに対してマイクを向けられた方が「ゲンキーに行けば多くの方がみえるのでは」の答えに対してテレビの画面に『元気』とテロップが映し出されたのには思わず絶句でした。私も関ケ原町民なので『ゲンキー』と言えば『ゲンキー』なのですが、テレビの画面を見ている方の大方は『元気?』となるのだと思い「これは決して笑える話しではないな」と思いました。
その後、ゲンキーに場面が移りお客さんへのインタビューで、何人かの方からの情報として「関ケ原町にはスーパーマーケットが一軒も無くなってしまったのでゲンキーには野菜や魚もあり便利です。」との話に対して「ゲンキーはスーパーマーケットでしたっけ」のコメントには、ますますこの番組の意図が分からなくなりました。
その後、町外から嫁いだ女性の方が驚かれたエピソードとして「冬に雪が降り長靴を履いて関ケ原駅に行くと長靴から普通の靴に履き替えて、長靴は駅の構内の待合に置いていくようになっていたのには驚きました。嫁いた当初は置いて行って大丈夫かと思いましたが、関ケ原では当たり前になっているので平和な街何だと思いました。」と話されているのを見て複雑な思いになったのは私だけだったでしょうか。
その他には『食』の東西の分岐点だと言う説明であったり、コインロッカーや関ケ原町のバスやマンホール蓋等々に武将関連の絵や家紋が描かれていたり、学校行事の一環で親子での甲冑作りがあり、親子二代で多くの甲冑が家に飾られているのを紹介したり、作った甲冑を着て運動会や祭りでの行列の場面も紹介され、至る所に家紋入りの幟が飾られている事が紹介され、関ケ原駅前にある駅前交流館で販売されている品物847点の内676点が関ケ原合戦ゆかりの武将のグッズであり、『関ケ原』イコール『関ヶ原合戦』しかないような紹介で、最後には本日コロナ禍で延期されていた『岐阜関ケ原古戦場記念館』の竣工式展及び明日から内覧会や予約受付の一般入場の紹介がされたので、私は「結局、関ケ原では関ヶ原合戦を話題にした過疎の町に立派な建物が出来たと言う事を報道したかったのか」と理解すると共に、「今更手遅れに近いけど、話題性のある関ケ原で町の活性化に向けた取り組みをしてこなかったツケが今に至っているのだ」と。
この岐阜関ヶ原古戦場記念館で一発逆転は難しいと思うので、リピーターの皆さん、関ケ原を元気にする手立てがあれば教えてください。