2020年07月の記事一覧

ささやかな抵抗

10時30分の予約でかかりつけ医の受診があるので、本日は少しゆっくり目にしようと考えていたのですが、9時過ぎに施設から新規事業の事で連絡があったとの事で、連絡があった三城コンサルや新規事業の対応を任せている室長に連絡して完全に仕事モードになったので(トップの役割は全てにおいてフォロー出来る事と心得ていますが時として正直しんどい時があります。)施設に結果報告をして、関ヶ原診療所にかなり早かったのですがそのまま出掛けました。

受付で「予約時間よりかなり早い受け付けですが急な仕事が入ったので宜しくお願いします。」と言うと「大丈夫です。」との事だったので、総合受付をしたあと検査室の受け付けに行くと尿検査用のコップを渡され「家でしたばかりだ」と思いつつ、何とか検査出来る位になり、検査受け付け前で待っていると名前を呼ばれたので血液検査に。「少し痛いと思うけどごめんね」と言われたので「大丈夫です。」と答えている間に血は採取出来て、出血防止のテープを貼って貰うと、「身長と体重を受付の方に言って計って貰って下さい」と言われたので私は受け付けに行く前にズボンのポケットに入っている車の鍵と5個の鍵が付いている通称『ジャラジャラの鍵』と携帯を取り出し背中に背負っていたリュックサックの中に仕舞いました。

これで何グラム減るかはわかりませんが『ささやかな抵抗』をしました。

その時に中学校時代に保健係りの憧れの女子が体重を計ってくれる前に水道の水を飲めるだけ飲んでから体重計に乗った事を思い出しました。その時は「若山君の体重少ないね」と言われたのを今でも覚えています。そしてつくづく思いました。「えっ、何をかって。それは、ほどほどのいい加減は難しいと・・・。」本日は私が忙しいと言う事を聞かれた主治医の先生が血液検査を待っていると遅くなるとのご配慮をして頂き、「検査結果は次回に説明する。」との事で直ぐに診て貰えて「血圧は正常値ですし、お酒も殆ど飲んでいないのなら大丈夫だね」と言われ料金を支払い後に施設に行き、簡単な打ち合わせをしてから今朝連絡があった三城コンサルタントへ。

三城コンサルタントは土曜日で会社事態はお休みでしたが社長夫婦のみがおみえになったので「急いで対応して頂きありがとうございました。」と言って書類を頂きました。施設に帰り着くと和合の施設長と事務長が給与査定の打ち合わせに来てくれたので、事務所で待って頂いていた北村社労士と五次事務長を入れて会議室で打ち合わせをして、その後、今回の雨で雨漏りがしていて困っており、緊急ショートの依頼を受けている家の事前訪問に理事長である私も同行しました。同行した理由は「本当に切迫した状態ならばお受けする判断をくださなければ」との思いからです。

関ヶ原町では当たり前の対応ですが、滋賀県での対応だったので、ケアマネの方もお身内の方も私の対応に驚かれていましたが、『困っている方のお手伝いをするのが私たちの使命』と当然のように考えています。「今からでも大丈夫ですよ」と言うとお身内の方から「まさか土曜日にも関わらず直ぐに来て頂いて本当に嬉しいのですが準備もありますし、何とか二晩はこちらで世話します。」と言われたので「明日は契約に来て頂き施設も案内します。」と言うと「日曜日でも大丈夫ですか」と聞かれたので「私たちの対応は年中無休です。」と答えて施設に戻りました。

施設に戻る車の中でメールが入り『大垣共立銀行の関ヶ原支店長が連絡が欲しい』との事だったので直ぐに連絡すると「理事長のしっかりとした経歴が欲しい。」との事だったので、「明日しっかり作成します。」と答えてから「今日は土曜日ですが」と投げ掛けると「理事長さんがお急ぎと聞いていましたので、今書類作りをしていて、どうしても頂きたいと思い土曜日にも関わらず連絡しました。」との事。当法人の新規事業の為に色々とご迷惑をかけているなと思いながら「月曜日朝イチでお届けします。」と言って電話を切りました。

新規事業に対して色々な方に協力していただいている事に感謝です。

そして、リピーターの皆さん。実は緊急ショートのご自宅に行く途中で携帯を操作されていたのか、居眠りなのかはわかりませんが、完璧に私たちが乗っている車を目掛けて対向車がきたので、運転していた吉田部長が思いっきりクラクションを鳴らしながら左にハンドルを切りギリギリのところで対向車が気が付き事なきを得たのですが、この現象は『一生懸命に頑張っている者が事故に巻き込まれるわけにはいかない』と事故を避けて頂けたのだと思うと手を合わせずにはいられなかったのですが。

8時30分から行動開始です

令和2年7月10日

本日9時30分施設集合で福井県越前町の盲養護老人ホーム見学に行く予定だったので、スーツに着替えずリラックスしていたのですが8時30分に整地をお願いしている業者の社長から「なるべく早く会いたい』との連絡が入ったので「福井県に行く前に会います。」と答え、電話を切って急ぎ着替えて施設に行くとガスバルクの補助金の打ち合わせでメンテを依頼している大倉社長が玄関先で待っていたので、会議室で話をしていると、整地を依頼している新晃の社長もお見えになり土地改良計画の話をしていると、設計をお願いしているデザインボックスの社長以下3名がみえたので打ち合わせに合流して貰い、10時前にデザインボックス社長自らの運転で福井県越前町に向け走ってます。車に乗せて頂いているのでコラムは携帯で打てるし、色々な所に連絡は出来るしとっても助かります。助かると言えば、車の中で今日朝イチで全国老施協の北條専務からきたメールを読みました。その内容は1週間ほど前にお願いした『特定技能で介護の受験をしたネパール人が母国語での受験しか許されず訳の仕方が不十分で理解しにくく解答が出来なかった。』との投げ掛けに対して『訳し方の制度を上げるか、日本語での受験を認めるかを検討している。』との内容と、昨日盲養護老人ホームについての依頼についてもアドバイスが頂けました。どちらの解答も厚労省へ質問を投げた結果ですので流石に北條専務は昨年9月まで厚労省のキャリア官僚として審議官までされていた方だけはあると思いこの流れに対しても「ありがたいな」とつくづく思いました。本日施設見学に行く越前町の法人の常務理事さんは福井県老施協の前会長さんで北條専務共々ご縁を頂いている事に感謝です。鯖江インターで降りて施設に着く前に昼食をしようと考えていると、『ここは越前。越前と言えば越前蕎麦』と言う事で、蕎麦を頂きました。施設に着くと荒木常務以下沢山の職員に向かえて頂き取り合えず会議室でご挨拶と共に簡単な質疑応答をしてから施設見学をさせて頂きました。その中で目が見えない入居者さんが手すりに頼る事なく廊下を歩かれているのを目の当たりにしてびっくりすると共に『馴染んだ生活の中では大丈夫なんだ』と言う事を知りました。施設見学後に再び色々な報告をして15時過ぎに施設を出て、17時に施設に到着をすると厨房機器の打ち合わせの為にホシザキの営業の方が待ってみえたのでデザインボックスの方と共に会議室で打ち合わせをして、厨房機器の打ち合わせの後に本日のまとめと共に設計についての打ち合わせが終了したのが19時で、本日も中味の濃い1日を過ごさせて頂いた事に感謝して、今(午後8時06分)はお風呂でコラムの最後を書いているのですが、今日は車の中でコラムがかなり打てていたのでありがたかった。リピーターの皆さん。こう言うのを『ささやかな幸せ』と言うのでしょうか。

今(午後8時04分)からコラムを書きます

令和2年7月9日

朝御飯を7時に頂き、食べ終わって直ぐにスーツに着替えて本部施設に行き、事務決済をしていてふと私の座っている正面の時計を見ると8時10分。「まだ、銀行に連絡するには早すぎるな。でも、誰かが出てくれ、支店長への伝言を伝えてくれるかもしれない。」と大垣共立銀行関ヶ原支店に電話をすると、2コール目に電話に出て下さったのが支店長自らだったのでビックリしながらも「これから出掛けても大丈夫か」をお尋ねすると快諾して下さったので、会計をお願いしている岩田先生に連絡を取るとこれまた、先生本人が出られ、銀行の駐車場で待ち合わせて、合流後インターフォンを押し銀行内に入れと貰い新規事業に対する借り入れについてお願いすると支店長さんは「本店と掛け合います。」と快諾して下さり、その後は私から理事長としての熱い思いを語り、9時30分に話し合いは終了して施設に向け帰る車の中で帰ったら直ぐに名古屋に向け出発すると連絡して、何とか10時前に予定通り出発して、名神高速と名古屋高速を使用して名古屋駅前までは順調に行けたのですが駐車場が見つからず駅近郊をぐるぐるして、名古屋駅前の駐車場に入り、セキスイのデモ器がある8階に行くと営業の方が待っていてくれて、納得いくまで説明を聞き、車を置いたビルの地下街のきしめんやでランチ909円を注文。(消費税混み1000円)4人で4000円を支払いました。

そして、駐車代を支払う時にビックリです。だって2時間弱で1400円何です。支払いを終えゲートが空いているのに運転していた職員がカードを入れる所を探していると係員の方が大丈夫だから早く行け的なアクション。田舎もんはこんなもんです。文句あるかい。次の目的地は特浴の『アマノ』です。ここは市内から少し離れた所なので駐車場はありました。ここでは、デイサービスの機械導入もあるので北島部長が真剣に担当者の方に質問をぶつけていて、私自身も比較的新しい商品に興味を持ちました。

15時前に施設に帰り着き、導入する設置場所の確認をすると共に、理事長として早速業者に値段交渉をしていると、16時前になり、慌てて垂井町役場に行き町長さん副町長さん、高齢福祉課長さんと係長さんに、岐阜県のアドバイスにより盲養護老人ホーム80床での計画になった事を(もちろん一般養護の入居を拒むものではありません)熱く語り、打ち合わせ後新規事業の地区の自治会長さんの所に挨拶と説明に行き、19時過ぎに再び施設に戻り新規事業の書類の打ち合わせを室長して、お風呂と夕食時にもコラムを打ち込み今(午後9時31分)ようやく打ち終わります。

明日は盲養護の施設見学に福井県越前町まで行きますが、何とか頑張れる原動力は何だかリピーターの皆さんはおわかりですか。それはハードな日々の中でも前に進んでいる光が見えるからです。だから明日も明後日も頑張りますのでこれからも宜しくお願いします。

午前6時30分に第一報が入りました

昨夜凄い雨音がしていたので朝イチで我が家の南側を流れている川の様子を見て、「確かに水かさは増えているな」と悠長に構えていると全国老施協災害対策委員長(静岡県)から「若山委員長、岐阜県は大丈夫ですか。」と連絡を貰い正直『?』。その後愛知県の役員から『岐阜県内の施設で大変な事が起きているようですが大丈夫ですか』とのショートメールがきて慌ててテレビをつけると飛騨支部の施設が全員避難したとの報道を受け、被害があった施設に連絡するもつながらず・・・。当然ですよ。だって入居者さんも職員も全員近くにある県の建物に避難したのだから。家にいては駄目だと判断して、直ぐに本部施設に向かい情報収集をしようとすると立て続けに色々な役員さんから連絡を頂いたので「本当にありがたい。」と思い、被害にあった施設の本部機能を持っている別の施設に連絡して、取り合えず人的被害が無いことにほっとしつつ、被害があった施設のエリアの飛騨支部長に「他の施設は大丈夫かの把握をするように」連絡して、その後残りの4支部長にも連絡して、その後岐阜県老施協と全国老施協の事務局にも連絡を入れました。連絡が一段落したタイミングで、本日10時30分から公証役場による遺産相続の手続きの関係者の方が続々とみえて、ご挨拶後に私は見届け人として同席させて貰いました。手続きの関係者が帰られてからも、何人かの役員の方からまたまた連絡を頂き、改めて「ありがたいな」。昼食後岐阜県高齢福祉課に新規事業の打ち合わせに行き、終了後は岐阜県福祉会館に移動して県社協の事務局長との打ち合わせを済ませ、施設に向け車を走らせながら県庁での新規事業の打ち合わせ後の対応の為に岩田税理士に連絡をすると「これから来て頂いても大丈夫です。」との事で岩田事務所の駐車場に車を停めた瞬間に施設から連絡があり「17時の約束で若園司法書士の先生がみえてます。」との連絡を受けた瞬間、岐阜県庁へ向かっている時に若園先生と約束していた事を思いだし、岩田先生に遅くなるとの連絡を入れて取り合えず施設に戻り、若園先生にお願いしていた書類に理事長印を押し、今後の展開について話をして、終了後岩田事務所に行き、新規事業の積算に基づく資金の流れについて検討しました。そして結論として、借り入れについては銀行での借り入れのみにする事にして、明日は10時過ぎに名古屋での一般浴と特浴の機器を見に行くので、朝イチに銀行での打ち合わせが出来たら行きたいし岩田先生の同席を頂きたいと打ち合わせをして、車の中で施設へ「直接家に帰る」旨を連絡して、家に着いたのが19時20分。またまた家の玄関の鍵を開けながら「今日はコラムが全く書けていない」と言う事でお風呂と夕食時に書いていても完成せず今は(21時20分)ベットで横になりながら何とか今日のコラムが書けました。リピーターの皆さん。朝6時過ぎから充実した15時間頑張った宏君に拍手を。でも、考えたら本日の予定には18時からの県庁での会議が豪雨の為に延期になって今だからまだ早くに横になれたのか・・・か。

イニシャルコストとランニングコストプラス無駄のない計画

令和2年7月7日

本日16時から「オール電化と言いながらも経済的な面でガスを考えたものも必要」と言う事で、デザインボックスの設計士と当法人のメンテナンスをしている業者を交えて検討会をしました。ランニングコストはそれほどかからないがイニシャルコストがかかるものやその逆のもの。また、メンテナンスがさほどかからないものなど、疑問や質問を投げ掛けながら話し合いを持ちました。

便利なものを導入すればするほど費用がかかる事は当然ですが、『現代社会において最低限必要なもの』の検討です。そして、視覚障害がある方にとって必要なものについても検討しました。「養護老人ホームだから基本的な生活が出来る人。但し視覚障害については配慮する。」との中で、「お風呂の給湯はガスが有効だと思う」とか「衣服乾燥機もガスの方が乾きやすい」とか「災害等での停電を想定するとガスも有効ではないか」とかの意見が出てくるなか、「各居室にはルームエアコンがメンテナンスのコストがかからないけど中央コントロールは出来るのか」とか「職員にとっての配慮として、職員用の冷凍冷蔵庫くらいは購入すべきでは」とか「感染症対策の一貫で色々な所に手洗い場が必要だ」とか、「書棚は建設でして貰うより備品で購入したの方が安価で模様かえをするにも融通が効くのでは」と、拾いあげれは一杯意見が出ました。

話が盛り上がるに連れて『あれも欲しい、これも欲しい』との意見が飛び出してきたので私から「色々なものを購入するには必ずお金が伴うので、実際に事業開始をして本当に必要だと思ったら少しづつ買い足して行くべきではないか」と少し話のトーンを下げるような発言をしてから、「今週の木曜日は一般浴槽と特浴の機械を見に行くし、翌日の金曜日は福井県越前町で実際に盲養護老人ホームの視察もあるので、そこで有効だと思えるものについて継ぎ足して言ったらどうか。」と話をして会議は終了。

2時間半の密度ある検討会が終わり、家に帰り着いたのが19時15分。家の玄関を入る時に「本日のコラムが書けてない。でも、題材だけは施設を出る前に携帯に打ち込んだので、さっさかさとお風呂で書くぞ」とお風呂に直行。お風呂が長くなるといけないので19時55分に携帯のアラームにセットしてから、ガンガン書きましたが、600字書いたところでアラームが鳴り、慌てて体を洗いお風呂を出てあっと言う間に夕食を食べ、今(午後850分)何とかコラムが打てました。

明日は10時30分から入居者さんの公証役場の方がみえての立ち会いをして、午後からは新規事業に対するお願いに県高齢福祉課に行き、その後、岐阜県福祉会館に移動して岐阜県社協の事務局長との打ち合わせ、引き続き岐阜県老健会長との話し合いをして、再び岐阜県庁に移動して18時から4階特別会議室でのコロナ対策検討会議に出席する充実した1日になりますので、しっかり寝ます。リピーターの皆さんお休みなさい。

 

豪雨により大災害を受けた熊本県の千寿園について述べます

令和2年7月6日

まだまだ、正確な情報がない中なので憶測を含んで同じように特養を経営している者として、私の考えを述べさせて貰います。先ず一番に思ったのは、予想していたよりもはるかに水かさが 増えていく中で動揺しながらも自分が出来る事を精一杯しながらも、自然の怖さと人間の無力さの中で力の限り出来る事をされた方々に敬意を表しながら、私も同じような場面に遭遇した時に何が出来るのかと、自問自答してみましたが答えは見つかりませんでした。

確かに結果論で『こうした方が良かった。あのようにすべきだった』とは言えますし、かつてダムの計画があったのに事業見直しによって計画が実行されなくて、川が決壊したとか、濁流が逆流したからだとの論調も見かけますが、「結果論で論じても大切な命は帰ってこない。」となると、今、私たちは何をすべきかについて分析に基づいて、具体的に不十分なところを是正していくしかない。新聞による情報によると施設職員の他にも地元の消防団員や近所の方が救助に当たられた方々にも敬意を払いながら、厳しい状況の中で施設に来て救助に当たられたのは、日頃から施設側と地域側が強い絆で結ばれていたからだと思います。絆が強ければ強いほど虚しさが強いのではないでしょうか。

ヘリコプターからの初めての画面で施設の屋上にテントや布団が映っていたのを見た時、救助しようとされた方々の必死な努力を知る事が出来ました。さて、本部施設は山の斜面に挟まれた所に建っているのですが、昼間は約200人が夜でも約110人が生活していて、土砂災害に対する心配があることを岐阜県が理解して下さり山の斜面の工事を急ピッチでしてくださり、施設奥に50メートルにも及ぶ大型の砂防ダムも作って頂いているのは大変ありがたい事です。当施設においては岐阜県がハード面に対する配慮をして頂いているので、施設側としてはソフト面に対しての充実をリスクマネージメントをご専門にされている烏野先生にアドバイスを頂きながらしていきたいと思っています。

また、今(19時55分)もNHKのニュースで九州を中心に雨や土砂災害の報道をされていますが、もし、全国老施協からDWATの要請がされたら勤務のやりくりをして災害地への派遣をしていかなければと考えています。当施設では、今までに災害によって大変な思いをしたことはありませんが、だからこそ、今の内により一層の事前準備をしていきたいとも考えています。リピーターの皆さん『備えあって憂いなし』です。お互いに留意していきたいと思っていますし、これ以上の災害にならないことを祈っていきたいと思います。

熊本県球磨町の特別養護老人ホーム千寿園の事

令和2年7月5日

昨日朝のニュースで熊本県で集中豪雨があり、役場や警察にも連絡がつかないとの報道に「大きな被害が出なければいいのだが」と思いながらいたところ、16時過ぎに烏野先生から「熊本県球磨川沿いにある千寿園は昨年研修に招かれた施設で、朝から連絡を取っているのですが若山理事長のネットワークで情報収集して貰えないか」との連絡がありました。昨日のコラムで書いたように、全国老人福祉施設協議会事務局に連絡したり、会長に連絡したりしている中で残念ながら千寿園が大きな被害を受け、14人が心肺停止だとの事。事務局からの報告で千寿園は全国老人福祉施設協議会の会員施設であることも分かったので「私に出来る事は無いか。」と考えていると、烏野先生からメールで、千寿園に対する熱い思いのメッセージが届いたので、本日朝7時に平石会長に烏野先生の思いを伝えました。

その後、10時30分からベトナム人特定技能の方の面接がありました。驚いた事に夫婦でのエントリーで、1Kのアパートに一緒に住んで頑張りたいとの事で、健康診断書を作成して貰うのと、諸々の手続きをして貰い1カ月以内には本部施設で介護の仕事をして貰う事になりました。私が採用を即断即決したのは、二人ともに語学力はしっかりしており、一生懸命に頑張ろうとの気持ちが前面に出ていたからです。話の中で夫婦共に頑張りたいとの気持ちが伝わってきたので、思わず「空き家を改修して夫婦で生活出来るようにしても良いな。」等とも話をしていました。

1時間半程色々な話をしていたのですが、その間にも熊本県の特別養護老人ホーム千寿園の情報を色々な方から頂き、打ち合わせを何度か中断して貰いながらのものでした。

12時40分からは管理栄養士希望の方の面談があり、急いで昼食をとり面談をしました。これまた優秀な方で3年生までにしっかりと卒業までの単位が取得できているので、ゼミと卒業論文の為に週2日のみ学校に行けば良いとの事だったので、私は思わず感動してしまいました。何故ならば、私の大学時代は(45年以上前の事ですが)4年生で語学の授業を受ける体たらく・・・。と言えばリピーターの皆さん、私の生き様をご理解頂けると思いますが・・・。なお、教職課程の半分以上は5年生で取りました。つまり、私が大学の講義を曲がりなりにも一生懸命にしたのは1年次、4年次、5年次・・・(何でこんな話になったのかな)管理栄養士希望の方には、最後に「残りの大学生活では国家試験にしっかり合格できるように頑張って下さい。」と話すると「家ではなかなか集中出来ないので授業が無くてもゼミ生と一緒に大学で勉強してます。」には白旗状態でした。

明日も介護福祉士の面接があります。色々なネットワークを駆使しての職員確保は理事長としての大きな役割です。どんなことでも引き受けた限りにおいては全力を尽くすのが今の私の生き様です。リピーターの皆さん私生き様にエールと拍手をお願い致します。

 

『在宅避難』と言う言葉を初めて聞きました

九州南部の熊本県、鹿児島県を中心に大雨のニュースを8時15分からずっと報道してます。本当は本日土曜日でゆっくり8時からの朝食の日なので8時15分から『チコちゃん』を見ようと思っての事なのです。しかも、午前1時過ぎから眠れなくてずっと起きていて戦略を考えていたので(眠れないのはラッキーではあーりませんか)朝食後少しゆっくりしようと言う魂胆があっての事です。川か道かわからない状況の中で車が濁流に呑み込まれている映像を見ている時に『避難』を呼び掛けているアナウンスで「コロナの為密を防ぐ為に在宅避難も」とのアナウンスもあり、コロナの影響はこんなところにも出ていると言うことか。しかも今回もまたまた、『かつてない』と言う言葉も「この表現も最近は多いな」とも思いました。しかしながら、私は烏野先生(びわこ学院大学学部長・教授)と「今のコロナ禍で災害が起きた時に『密』を想定した体制を考えるべきだ。」と話し合っていたのですが、九州南部では正にそのような状況と言えます。その答えが『在宅避難』との事だけでは解決しないと思います。先月、当法人の評議員の淡川さんに誘われて関ヶ原町議会の聴講をした時に議員の質問の中で『密にならない避難』についてがあり、『タイムリーな質問だ』と思いましたが、町側の回答は「体育館に」と全く的を得ないものにがっかりしました。私にしても単に評論家のような事を言っていてはいけないので、烏野先生の協力も得て提案が出来るまでにして岐阜県老施協会長としての役割も果たしていかなければとも思っています。携帯でコラムを打っている時に一般の方が撮られた映像が流れて来て思いました。「今は情報が早く得られるな」と。(ここまでを施設に行く前に書き、ここからは家に帰ってからのものです。)施設で午前中は新規事業に対する情報収集をしていて、午後からは長浜の内藤仏壇店へ新しい施設が出来た時に私の思いを乗せた仏壇を寄付したいので打ち合わせに行きました。施設に帰って来てしばらくすると烏野先生から熊本県球磨川沿いにある施設に昨年行った事があり心配だとの連絡を貰い、熊本県のネットワークの中でかつて私が全国老施協研修委員長の時に副委員長としてサポートしてくれた上田君に連絡すると自分の施設は熊本県でも比較的北の方なので大丈夫だけれども球磨川沿いにある施設には連絡がつかないとの話を聞いてから家帰り着き車庫に車を入れていると総務・組織委員会幹事の田中君から施設の入居者14人が心配停止とのテロップが流れたとの連絡を貰ったので慌てて家に入りテレビを見ると残念ながら心配停止が14人との事実を確認してから、全国老施協本部に連絡すると事務局で防災担当の職員が土曜日にも関わらず出勤していたので、会員施設かの確認をすると「今来たところなので確認出来次第連絡します。」との事だったので施設にいるデイサービスの北島部長に「夜の雨の振り方によっては明日のデイサービスの対応を考えるので対応を頼む」との連絡をしたりしていると全国の事務局から「会員施設でした。」との報告を貰ったので、電話を切って直ぐに平石会長に「烏野先生は昨年8月に行った事があるとの事なので協力出来る事があればしますと言われてましたし、私も協力出来る事があれば連絡下さい。」と話するて「今は情報収集しているのでまた頼むぞ」と言われました。ところで、テレビの情報では(少ない中での情報ですが)朝のニュースの中で『在宅避難』と言っていたのか虚しく思い出されます。コロナでの密を防ぐ意味では『在宅避難』で縦移動が正解なのですがここでも『想定外』に思い知らされる結果となりました。このようになると何が正解かはわからないと言う事なので施設の責任者はその都度その都度判断しなければいけないと言う事。リピーターの皆さんその時その時の適切な判断をするためにはリスクマネージメントをしっかり理解しなければいけないと思いますので何か良い方策があれば教えて下さい。

3回目のデザインボックスとの打ち合わせをしました

今回は平面の図面だけでなく、CAD(キャド)をスクリーンに映しての説明に感心しながらも、真剣に説明を聞き、疑問に思ったり提案すべき事をしっかり述べながら話をしていきました。

確かにコロナの影響で色々な事が遅れていった事により、時間のない中での新規事業の推進ですが、中身をぎゅっと圧縮し、色々な業者さんの協力も得て、とにかく、来年の3月31日に間に合うように一丸となって頑張って行く事を確認しました。私は半ば本気で設計をして貰う方に「3時間の睡眠で頑張って貰わなあかんので申し訳ないけど、宜しく頼みます。」と話をして、会議が終了しての帰り際には、15年来お付き合いさせて頂いている徳島県の先生から(福祉の面では大先輩)徳島県の名産品である『すだち』を送って来て下さったのを、ビニール袋に5個ずつ入れてお裾分けしました。「わずか5個ですがされど5個」と思って頂ければ嬉しいです。だって『気は心』と言いますので・・・。

本格的に設備についてもこだわりをもった施設にしたいので、パンフレットだけでは分からないものにたいしては、実際に見にいき、出来れば体験もさせてもらいたいと展示場にも何か所か行きたいし、盲養護老人ホームを実際に運営されている施設へもデザインボックスの設計士さんとも行きたいし・・・。正直嬉しい悲鳴をあげると共に、今運営している施設の事もしっかりしていかなければならないと昔の諺『勝って兜の緒を締めよ』・・・。ちょっと意味合いは違うかも知れませんが私のコラムを読んで頂いているリピーターの皆さんは多分分かって頂けると思っています。

会議が終わり(18時)私の机に薬師寺の執事長の大谷徹奘師の第15回メールde法話会が来ていました。表題に「命の流れ、25代遡ったら何人になるか。」と書いてあり、その答えは33,554,432人だとの事で思わず絶句です。私は常日頃「ご縁を大切にして」と言っていますが、そんな事を言わなくても一杯ご縁を頂いて今があるのでと言う事を改めて知りました。と言う事は言うまでもなく「ご先祖様があって今の私がある」と言う事。忙しいからと言うのを言い訳にしてご先祖様を蔑ろにせず、今は19時30分でくたくたですがお風呂の前に1巻お経をあげよう。困った時だけ手を合わせるのでは無く・・・。

何でこんな考えになったのかと言うと、昨夜午前1時に夢にうなされ目が覚めて(とても怖い夢)、その後明け方まで眠れなかったからかな。「仏ほっとけ」はやっぱりあかん。今日は家に帰ってお仏壇の前で手を合わせるぞ。それが出来なければ施設で入居者さんの前で導師のような役割をする資格はないぞ。やっぱり私の生き方は懺悔の毎日なのかな。今夜は悪夢にうなされる事の無いように『合掌』・・・。

今日のコラムは意味不明かな。でも継続出来たと言う事で。急ぎ帰って仏壇にお参りしますので、この辺でわけの分からないコラムを閉じます。

全国老人福祉施設協議会総務・組織委員会が行われました

令和2年7月2日

本日13時30分から16時までの予定で総務・組織委員会がウェブ会議で開催されました。ウェブ会議に初めて参加した時は、接続も全て職員任せで、会議が始まっても音声が響いてしまって参加者みんながぎこちなくて戸惑う事も多かったのですが回数を重ねるにつれ、余裕を持って会議に挑む事が出来るようになりました。

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会議の冒頭、担当副会長の皆川さんの挨拶のあと、委員長としての私の挨拶の中で「ウェブ会議の中身を充実させたものにするには、事前に資料の中身を理解して自分の意見をしっかり持って挑まなければいけない。総務・組織委員会のメンバーの方々はそれぞれにしっかりとした考えを持たれているので、会員促進の中心者としての役割を担う為に是々非々でしっかりとした討議をして頂きたい。」と話をさせて頂きました。とにかく、3月以降は新型コロナウイルス禍の影響により、県内で密にならない配慮をしての会議以外の出張はなく、昨年度会員促進の為に各ブロックの役員さんとの懇談会を実施してきた事が生かされるようにする為と、自粛している間にも完全自粛が解除された時に『ダッシュ』出来るようにしていく為にもしっかりとした討議にしようと、終了時間の16時まで目一杯の話し合いをする事が出来ました。

会議終了後も、今後の展開についての連絡を全国老人福祉施設協議会の専務さんからメールで頂き、その返事を電話でやり取りしていると、担当副会長の皆川さんからと、森岡副委員長から頂き、意識の高い委員会だと改めて感じた次第です。

委員会が終了してからも色々な対応であっという間に17時が回ったと思ったら、当法人顧問の烏野先生が打ち合わせの為に来て下さったので、相談すべき事とお願いすべき事の話をさせて頂き、一段落した段階で新型コロナウイルス禍の影響についての事を雑談のようにしていて、私が「京都の大文字焼きのイベントは『大』の字にならないそうですね。」と話しすると、烏野先生が「祇園祭は元々疫病退治の為に始まったのに中止になるとはおかしな話ですね。」と返されたので、最後には「新型コロナウイルス禍については生活を真逆にしなければいけない状況がある。」と話をして打ち合わせを終えました。

今日は新型コロナウイルスの配慮に終始した一日でしたが、明日は3回目のデザインボックスとの打ち合わせなので新規事業に頭を切り替えて頑張りたいと考えています。一週間前に垂井町との話し合いでは正直パニックになりましたが、昨日の3業者との打ち合わせで元気を貰い、その勢いで本日盲養護老人ホームを運営している福井県老施協の前の会長さんに「新型コロナウイルス禍ではありますが施設見学に行かせて貰う事は可能でしょうか」と連絡させて貰ったところ、快諾して頂き、新規事業に対しても流れが出来てきたようで本当にありがたいです。リピーターの皆さん、この流れに対して拍手をお願いします。

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