ラグビー準々決勝をテレビ観戦して感じた事
令和1年10月21日
ラグビーワールドカップ日本大会予選は日本が大会前の予想を覆す破竹の勢いで4戦全勝で勝ち上がり日本中に「もしかして世界制覇」と大いなる期待と錯覚をもたらした中での準々決勝が昨夜行われ全くラグビーのルールも知らない私も試合を観てしまいました。ただし、事前の予想をする方々が勢いの中で『絶対に勝てる』的な騒ぎ方をされているのにはやや懐疑的に見ていました。そして、その思いは試合前のセレモニーで確信に変わりました。その理由は国歌が流れてきた時に日本の選手の何人かが泣いているようにみえたからです。そして、南アフリカの選手は『これでもか』と言う位に大きな口を開けて歌われていたのです。この光景を見たときに私は『戦わずして負けたな』と全くラグビーの知識がない私は思ってしまいました。試合前の予想する方の中に「南アフリカの選手は重量級ばかりなので後半はバテて動きが悪くなった時がチャンスだ」等と勝手な事を言っているな等とも思いました。そして試合が始まった早々に南アフリカにトライを決められ5点を先行されました。予選でも先行を許す事が多かったので私もここまでは『いつものパターン』と見ていたのですが、スクラムを組んでいるときに南アフリカに押されっぱなしのように思えた時に「予選とは違うな。日本に対してマジできている」と思いました。勿論予選を相手国が手を抜いてきたわけではないのでしょうが長期的な戦いを考えた作戦にたったものを相手国は考えた戦いをしていて、日本は一戦一戦を最大限の力を出し切った戦いだったのではないかと素人の私は勝手な評論をしてしまいました。そして、南アフリカは後半になっても予想に反して縦横無尽に走りパスをつなぎトライをもぎ取って行きました。その時に私が注目したのは南アフリカの陣容は選手が綺麗に横一線に戦っているのに対して日本の選手の陣形はバラバラなように見えました。「これでは日本のお家芸であるチーム力を生かした戦い方ができていない。それどころか南アフリカに日本のお家芸を取られてしまっているな」と思った次第です。しかしながら、試合終了のホイッスルがなる瞬間まで手を抜かず全力を尽くす姿には感動しました。(ここまでの原稿は朝4時に目が覚めコラムを打ちたくなり5時過ぎまでに打ったものです。)
私はラグビーの事を全く知らないので私の見方が正しいのかがわからなかったのですが、朝の報道番組を見ていて「ベストエイトに入る事がラグビーの世界では大変な事で素晴らしい事だったんだ。」と気付き私は選手達の前回大会から4年間の血の出るような努力を理解せずに語った事を恥ずかしく思っていると同時に何も知らずに叱咤激励をしていた自分に対して恥ずかしさを覚えると共に自分が限界まで頑張っている時に「もっと頑張れ」と言われた時の焦燥感を思い出しました。そして改めて何事も全力を尽くした時の美しさを今回の日本のラグビーに感じました。しかし、本音で言えば「もう少し長く観ていたかったな。」と正直思いました。あっ、これは日本中の本音だったか。でも、選手達は新たな歴史を打ち立てたので、次のステージを見させてくれると信じてます。決して日本大会だったからと言う事のないことを信じています。最後に楽しい夢をありがとう。インターネット上の情報ですが昨日のNHKの実況放送の視聴率は40パーセントを越えたとの事。これは間違いなく日本中に夢と期待を与えた数字だと思います。一見乱暴な格闘技のようなスポーツにみえる競技でしたが実は激しいスポーツだからこそマナーがしっかりしているのだと理解しました。まだまだルールもしっかりわかっていない私ですが引き付けるものを応援していきたいと思います。日本の選手の信じての血が出る程の練習の結果を私も見習っていきたいです。