令和2年10月24日
久方ぶりに午前3時2分に来たメールでの対応をしました。それは、看取り対応でここ3日は水分が飲み込む事が出来ない状況の方だったので、(点滴施行はしてました)緊張しながら寝ていたので直ぐに目覚めてメールを見ると多賀先生(嘱託医師)と家族には連絡がついて、多賀先生が5時には死亡確認に来て頂けて(とっても有り難い事です。)家族もそれに合わせて来て下さるとの事の内容だったので、「4時30分に行動開始しよう」と携帯のアラームをセットしてうとうと。4時30分のアラームが鳴って改めて行動開始。
施設に行き息子さん夫婦にご挨拶と共に亡くなった後の対応について相談に乗っていると多賀先生がおみえになり、改めて死亡確認と家族への説明をして頂き、亡くなられた方をお風呂に入って頂き家までお送りする時間を9時30分とさせて頂き一旦家族の方には家での受け入れの為に帰って頂き、私自身は事務所に戻り報告書を見ていた時に気が付いた事を書きます。(前段が長くてすみません。)報告書の内容はショートステイ終了時に衣服が忘れてあった事に対するものでした。私はその一つの現象(衣服の忘れ物)の中に少なくとも三回は未然に防ぐチャンスがあったにも関わらずチャンスを生かせれなかった事がいかにも残念でこのコラムによって職員に周知することにします。
1つ目は家族から頂いている持ち物一覧をしっかり確認しないでチェックをした為にお迎えに行った時に着てみえたのを見落としたのと、服に名前が書いてなかったのを見落とした事は、「何故そのようにするのか」が理解されていないのか『なれ』による油断だとしか考えられない。
2つ目は、せっかくショート期間中に『名前のない服』として本館2階で見つかったにも関わらず、本館1階の1職員が「見たことない」と言う事で1階の職員は洗濯室管理にしてしまい、誰の持ち物かの確認が棚上げになったのは、投げ掛けられた職員が安易な対応になった点が残念でならない。『たかがジャンパー一枚。されど・・・。』(何事も安易にとらえないで原因究明は忙しい中でもしっかりやっていかないと大きなトラブルに繋がる可能性がある。)
3つ目は1階の職員がショートステイ終了後に忘れ物の可能性があるものに気が付いて、家まで届けに行ったが家族が不在で、その後電話連絡したが家族の方が「明日のデイサービス利用時で良い」と言われて翌日に確認したのには私的には不満が残る。何故ならば、その方のジャンパーと言う確証は家族でないとわからないのだから、一晩放置しておくのは如何なものか。
職員のミスは職員が解決すべき(この場合私も含めて)で、「忙しい」は理由にならない。色々なアクシデントもちょっとした安易な対応から起きている事が多い。今回はジャンパーでしたが、『戒め』と捉え改めて、基本に忠実、疑問に思うことはその場で解決を徹底していく事を周知していきます。リピーターの皆さん『一歩後退二歩前進』でこれからも杉和会の職員は一丸になって頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いします。