理事長コラム

11月23日に寺島実郎氏の講演を聞いて

令和6年11月27日

岐阜グランドホテルで15時スタートの予定だったのですが駐車場が一杯になってしまうと困るので誕生会の予定を45分繰り上げて

13時15分には家族会の会長をお乗せして出発したので14時30分には岐阜グランドホテル前の長良川沿いの河原の駐車場に着いたのですが車が多くて一番奥のスペースに何とか駐車スペースを確保して結構な距離を歩きましたが何とか2階にある会場に行くとおおぜいの方で驚きましたが前の方の席が空いていたので前から2列目(1列目は招待客用)座る事が出来ました。江崎よしひで氏が講師である寺島氏を紹介されて講演が始まりました。

23日の当日の朝のテレビに出演されてから列車に飛び乗ったとの事で同じネクタイをされていたのには親近感を抱きました。さて寺島氏の講演内容は本来難しい内容だと思うのですが、色んな資料を根拠としてのわかりやすく話して頂けるのでとても参考になりました。例えば『技能五輪国際大会全59種類・2024年大会』で日本は金メダルを『情報ネットワーク施工』『自動車板金』『美容・理容』『車体塗装』『再生可能エネルギー』の5部門で獲得しているのに、私を含めた日本人はその凄さを理解していないのは勿体ない話だしその素晴らしさを戦略としていくこともされていないのも勿体ない事だと思いました。

また、今後多くの国で少子高齢化が進むなかで『介護』の部門が出来たら日本は間違いなく『金』が取れるのではないかとも思っています。次に『日本の沈没』の再確認。と言うタイトルにドキッとしたのですが資料の提示を受けて「これは大変な事になっている」と思いました。その資料とは『世界GDPにおける日本のシェア』で1950年に日本は3%、アメリカ27%、日本を除くアジアが15%。(同じ順で)1994年が18%、26%、5%。2000年が15%、30%、7%。2023年が4%、26%、24%と言う数字を確認して「日本の繁栄と衰退には考えられないものがある。」と思った次第です。

だって1950年の3%で2023年が4%。日本のピークの1994年は18%だったわけで、改めて『失われた年』の意味が理解出来ました。まだまだ書きたいことは一杯ありますがとにかく「日本は大変だ」と思っています。