令和5年10月26日
家に入ると体に温かさを感じました。「これが正に幸せ」と言う事だと思います。ウクライナでのロシアの侵攻によって、電気がない或いは燃料が思うように手に入らない状況で寒い冬を迎えられるのは大変な事だと思います。日本が戦火に怯えた時代を私は戦後生まれですからわかりません。終戦から78年が経過して「日本人は平和ボケしている。」と言われたりします。空襲警報が鳴り響き怯えながら耐え忍ぶ毎日等想像もしたくありません。そう言う意味では4時25分のアラームで起きて仏間でのお参りと妙応寺経由のお墓参りが出来るのは幸せな事だと思います。
昨年の6月から出張で家を不在にしていた時以外は毎朝2500歩を歩き大きな声で般若心経を唱える様になってからは風邪もひかないで要られる事にも感謝です。話はガラッと変わりますが、今朝の新聞の1面トップ記事には驚きました。大見出しに『性別変更の手術用件「違憲」』『生殖能力巡り最高裁』『特例法で初、国は見直しへ』具体的な内容としては『性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する場合、生殖能力をなくす手術を事実上求める性同一性障害特例法の規定(生殖能力要件)が憲法に反するかどうかが争われた家事審判で、最高裁大法廷は25日、規定を違憲、無効とする決定を出した。最高裁による法令の違憲判断は12例目となり、特例法では初めて。』その理由として『生殖能力要件について、医療の進歩により、現在では手術の必要がない人にも性別変更に当たって手術をするか、性別変更断念かの過酷な二者択一を迫っていると指摘。憲法13条が保障する「意思に反して身体への侵襲受けない自由」への制約は重大だと判断した。
裁判官15人全員一致の意見。卵巣や精巣の除去といった生殖能力要件に関し、最高裁が2019年に「現時点で合憲」とした結論を、社会情勢の変化などを踏まえ変更した。国は要件の見直しを迫られ、当事者には手術を経ない性別変更に道が開かれる。』との記事を読み、最近富に『多様性』なる言葉が使われ「何でもOK」的な発想があるように思う。確かに色んな考え方があって当然で、全ての人が満足できる解答があるとは思えない。但し、記事の中で『社会情勢の変化などを踏まえ変更した』との文面に「私は正直なところ正直社会情勢の変化なるものについていけない」と思っています。リピーターの皆さんの中には「何を言っているのか」とのお叱りを覚悟の上での発言であります。
岐阜県庁の新庁舎建設のユニバーサルデザインの検討会でも参加させて頂いた時にも、多様性を考えた時にトイレの表示をどの様にすべきかの話し合いもされました。この問題に対しての知識をさほど持ち合わせていない私ですが、男性から女性への性転換手術を日本で一番に受けられたカルセールマキさんはのお気持ちを聞いてみたい気持ちだけは持っています。正直炎上しかねない問題でしたが、これからも色んな形で討論されるのでしょうが私は見守りながらコメントしていきたいと考えています。