令和2年9月6日
日本で新型コロナウイルス感染症の話題をぼちぼちでだしたのが2月。しかしながら、不要不急という事を言いだしたのが4月になってから。私自身の事を言えば3月18日に東京への日帰り出張をしてから、新幹線に乗ることもなく、専ら自家用車での移動のみ。遠出と言っても片道65キロの中部学院大学か約30キロの岐阜県庁か岐阜県福祉会館くらいまで。飲み会はと言うと、3月26日に和合の職員が1年間本部施設での役割を終えてのご苦労さん会で飲食をして以降は無し。(この日は岐阜柳ケ瀬のナイトクラブでクラスターが出た日なので本当はヤバかったのかも・・・。)
※例外として8月20日に静慈圓先生を囲む会で関ケ原駅前の料亭に行きましたが、人数を絞って広い部屋でさせて貰いましたし、施設から噴霧器も持参しました。
施設においては、2月17日から入居者さん利用者さんと家族に協力を得て、面会の制限を制限して、6月に一部解除として面会時間は10分程度二人までとしました。その後も岐阜県知事からの緊急宣言もあり、面会については8月以降パソコンやスマートフォンを活用したウェブ面会にさせて頂きました。また、施設のイベントも『密』を防ぐ為に縮小し工夫をしたものになっています。例えば、6月に実施した『供養祭』では、例年のように当法人の監事をして頂いている法忍寺住職の皆田さんにきて頂き、仏間には家族会会長の吉田さんと理事長である私のみが席に着き、入居者さん利用者さんは各フロアでのテレビ中継で行いそれぞれのフロアでお焼香をして頂きました。また、月一回の私が導師を勤めてのお参りは、二日間で5か所に分けて実施してます。例年8月に総勢800人位が参加される当施設最大のイベントである『夏祭り』も各フロアでそれぞれのアイデアを出してのもので、家族や来賓の方の招待は無しでのもので実施しましたが、各フロアの個性が出たものになり、『コロナ禍との共存共栄』のイベントになっていると思います。
9月と言えば敬老週間ですが、「コロナ禍では出来ない。」とはしないで、(本当に当施設の職員はありがたいです。)この大切なイベントも各フロアで企画を練ってのものになっています。例年だと関西落語の笑福亭伯枝師匠の来演や、大垣の老舗寿司屋『寿司吉』さんの板前さんの来演がありわいわいがやがやと大勢でのイベントは出来ませんが、各フロアでのイベントは1週間にわたって繰り広げられます。なお、敬老週間の封切の19日には、私も一役買って冷奴を準備しての大吟醸酒『十四代』の振る舞いコーナーを企画しました。また、20日には『千巻経』も企画されていますが、お仏壇前で『般若心経』をあげさせてもらうのは、滋賀信行会の内藤会長と滋賀信行会青年部の役員2人と私のみですが、供養祭の時と同じく各フロアへのテレビ中継をさせて頂き、それぞれので思いっ切り般若心経を唱えて貰いますし、滋賀信行会青年会の皆さんはスマートフォンでの参加をして頂く手はずが整っています。
確かに新型コロナウイルス感染症対策は万全でなければいけませんが、抵抗力を付ける為にも「今日一日楽しかったよ」の毎日は大切です。当施設の職員は総力上げてコロナ禍に負けないように奮闘してます。リピーターの皆さん。優・悠・邑に声援をお願い致します。