理事長コラム

新型コロナウイルスの恐怖

令和2年4月18日

目に見えない新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続くので、感染に対する対策は今まで以上に徹底しなければいけないと思います。そんな中で本日テレビを見ていて違和感を感じたコマーシャルを見ました。

それは、ACジャパンのテレビの広告で夫婦で癌健診の呼び掛けをするものだったのですが、国が『不要不急』の外出を控えるように言っている中で、しかも、病院に行くのを奨励するようなものは如何なものかと思ったのですがリピーターの皆さんはどう思われますか。リピーターの皆さんの中には「批判は何処からでも出来る」とか「そんなにとんがるな」と思われるかも知れませんが私はACジャパンも国からの支援によって成り立つ機関である以上国民のデリケートな部分に対してまで配慮すべきだと思ったからです。

この現象の最たる原因は国の機関は縦社会で横との連携を取りづらい環境があるからだと私は思うのですがリピーターの皆さんはどのように思われますか。先般もこのコラムにおいて、施設での対応を真逆にしなければいけないジレンマについて書かせてもらいましたが、新型コロナウイルスに対する治療薬と予防薬が開発されるまではこの対応はいた仕方がないと考えています。勿論施設の入居者さん、利用者さんには今までとは違う形での過ごし方を職員が一丸になって構築しなければいけないとも考えています。

インターネットによって間違った情報により、トイレットペーパーがお店からなくなってしまったり、マスクの値段が異常に高いものが売られていたり、粗悪品がインターネット上で売られていたり、新型コロナウイルスに効果があるとの触れ込みで高価な漢方薬を販売したりしているのをテレビ等の報道で見聞きすると、日本人が持っていたモラルの劣化を感じずにはいられません。但し、私は安直に手に入れたお金はあっと言う間になくなってしまうと思っています。

私は施設の経営を担っていますがその手法は『誠心誠意あるのみ』と考えています。そして、杉和会トップである私が一番汗をかかなければいけないとも思っています。そこで、改めて『社会福祉法人』の使命について思っていることを書きます。社会福祉法人は非課税です。何故非課税かと言えば収益が出たものについては地域貢献で還元していく事を義務つけているからです。そんな中で入居者、利用者への楽しみにはお金を使いますし、職員が意欲を持って働いて貰える為の対価にはお金を使いますが、無駄にお金を使わない為に節約には職員も意識を持って取り組んでいます。目に見えない新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きますがリピーターの皆さんお互いに節度ある対応をしてリスクの軽減に努めていきましょう。