理事長コラム

大垣市の特養変換の審査を受けました

令和5年8月23日

平成24年に大垣市の特養80床の建設募集があり、当法人もエントリーをさせて頂きました。その時の当法人での考え方は大垣市において平成15年度以降特別養護老人ホームの建設が相次ぎその計画の全てが国の方針に従い『個室ユニット』ばかりが建設され、平成24年の大垣市の個室の割合は特養が75%、ショートステイが80%と言う事実体の中、従来型の施設の需要が多くなるとの提案と共に個室ユニットで無ければ個別ケアが成り立たない等と言う事は決してないとの根拠を示し、5法人からの手上げがあった中で一番の評価を得て平成26年4月に優・悠・邑 和合が事業開始をしたわけです。あれから10年が経過して大垣での介護事業の状況は大きく様変わりしたと考えています。この10年の間にも多くの特別養護老人ホームが建設されましたが「個室ユニット」を中心に個室ばかりが建設され、尚且つ総量規制のないショートステイが多く建設されました。その結果『ショートステイ』の実体が『ミドルステイ』いやいや『ロングステイ』の様な実質特養と変わらない様な感覚で利用されています。平成24年に計画した時は『在宅介護』にも力を入れなくてはとの思いで18床のショートステイを補助金なしの全て自己資金で建設しました。そんな状況の中でショートステイ18床の内10床を特養に変換する事を既に認めて頂き残りの8床の特養変換を認めて頂く為の審査が本日午後から実施されました。前回の10床変換に引き続いての審査で今回は特に特養の需要が多くあり、特に従来型(多床室がある施設)への希望が多く有る事と、殆どがロングステイの様な状況になっている中、同じ様に利用されていても特養とショートステイの利用料は月1万円くらい違うので、8床ではありますが安く利用して頂ければとの思いを中心に説明をさせて頂きました。最初の10分の提案は伊藤副施設長が担い、審査委員の方からの質問には理事長である私が担わせて頂きました。地域のニーズに応えるのが社会福祉法人の使命だと言う揺るぎない考えの中で提案をさせて頂きました。伊藤副施設長も理事長である私も精一杯の事を語らせて頂きました。後は結果を待つだけです。大垣市役所から和合の施設に帰る車の中で伊藤副施設長が精一杯提案した事を労いました。和合の施設で若干の打ち合わせを済ませて急ぎ本部施設に帰り、16時からは関ケ原町地域ケア会議に参加させて頂き、厳しい状況にある方の検討でも。しっかりと意見を言わせて頂きました。最近の関ケ原町での課題は『50-80問題』(60-90問題とも言います。)です。この問題は一朝一夕には解決しないのと「50」あるいは「60」の方に生活力がない事の解決には根深い問題があります。この問題に当法人がどの様に関わっていくのかも今後は大きな課題になる様に思います。リピーターの皆さんにも良い提案があれば聞かせて下さい。