理事長コラム

ウォーキングマシンで歩きながらのお経

時速4、3キロに調整して30分で2、13キロ歩き89、7カロリーの消費量で汗タラタラです。

お経さんは『真宗大谷派勤行集』の『小信偈』(しょうしんげ)と四国遍路で覚えた般若心経を中心にしたお経です。もちろんお仏壇にはろうそくと線香を手向け、歩きながらの複式呼吸で出来る限り大きな声を張り上げお経を唱えました。5分としない内に汗が溢れてきました。本当に心地よい汗ですし、歩き終わってちょうど赤いろうそくも全部燃え尽きました。小信偈もほとんど経本を見ずに言えるし、もちろん般若心経はしっかり自信を持って唱えれるので、歩きながら尚且つお経を唱えながら父進さん、母秋江さん、姉光子さん、養母英子さんの写真を何度も何度も順番に見ながら、お経を唱えつつも一人ひとりに語り掛けてのものでした。

本来姉光子さんは例え半年とは言え、嫁いだ身なので、「写真を掲げるのはいけない」と言われる方も多くみえましたが、常識を守る事を常としていた、父進さんでしたが、姉光子さんの写真を掲げる事は何を言われても押し通しました。父進の息子であり、父進さんが他界し私が当主(今はそんな言葉は使わないか)になってからも、父進さんの遺志を継いでいます。

但し、父進さんが亡くなって直ぐに父進さんが決断出来なかった仏壇の購入をした時、(父進さんが残してくれた遺産で)本来写真は亡くなった順番に並べるのが常識なのかも知れません。そうだとすると、母秋江さん、姉光子さん、父進さん、養母英子さんの順になるのでしょうが、私の思いで父進さんが一番で二番が母秋江さんで三番が姉光子さんで、四番が養母英子さんなのです。一番が父進で母秋江さんが二番なのはわかるのですが、三番目に姉光子さんを持ってきたのは秋江さんと英子さんが天国でありながらバトルをするといけないので、姉御肌だった姉光子さんならば上手く調整してくれるとマジで考えたからです。

かなり横道にそれてしまいましたが、実は昨日も歩いて、昨夜はしっかり眠れて爽やかな目覚めで腰の違和感も少なかったから。毎日毎日バタバタの時間がない生活を送っていますが殆ど職員との打ち合わせや業者の打ち合わせです。昨日は午前中約三時間は中日新聞の取材で座りっぱなしだったし、本日も朝9時まえから、造成をして頂いている業者の社長さんと建設をお願いしている監督さんとの打ち合わせで、午後は岐阜都ホテルで社会福祉法人経営者協会の役員会があり座りっぱなしでプラス岐阜都ホテルまでの往復運転でこれまた二時間は座りっぱなし。「このまま何もしなかったら明日は腰が痛くなる」との思いと爽やかに汗をかき、一杯話が出来るのは素晴らしい事。

それにリピーターの皆さん。私は杉和会の理事長として健康管理も大切な仕事だと考えているのですか、如何思われますか。