令和7年5月17日
お参りで、妙心寺本堂に設置してある奈良薬師寺の大谷徹奘師の日めくりカレンダーを、その日その日めくるのが日課になっていて、当然ながら私がめくるまで昨日16日だったのですが、本日の17日にする前に16日の『弱い自分に出会った時が強い自分になるチャンス』を見た瞬間に「この言葉は私の人生そのものだ」と思い、思わずスマホで写真を撮った次第です。

と言うのも、私は両親の愛情を一手に受けて、文字通り世間知らずのボンボンで大変な状況になると、両親が矢面にたってくれた苦労知らずだったのです。しかしながら、私が38歳の時に父進が他界して、文字通り『自立』しなくてはならない状況の中、児童養護施設を退職して、極端な表現をしたら「援護者がいない」状況での『背水の陣』の様な生き方を選んだ私は『弱気の虫』が出そうになる度に下腹に力を入れて乗り越えてきた結果、自分で言うのは可笑しいかも知れませんが『強くなった』と言う事なのだと72歳の誕生日に思った次第です。そして本日の日めくりカレンダーの言葉が『できるとき できること できるだけ』の言葉には、自分自身が強くなった分「うん、うん、確かにそうだな。徹奘師は見抜いてござる。」と思った次第です。

本堂からお墓参りを終えて再び本堂の所に戻り、昨日は私の誕生日と言う事もあり、本堂向かって右側に設置してある、徳川家康が関ケ原の戦いに勝利した翌日に、今須宿本陣伊藤新左衛門宅内にあった石に座ったのが『不思議な力の宿る、今須の徳川家康公天下腰掛石』と言う事で、今は妙心寺境内に設置されているので、誕生日の記念にどっかりと座らせて頂きました。

気分よく帰って来て我が家に戻って来て玄関を開けようとして、玄関先においてある花に「綺麗に咲いている」と思って写真を撮ると「色んな所で綺麗に咲いている」と言う事でパチパチ撮りました。私はあまり花には興味がなくていつもスルーをしていたのですが、誕生日と言う事でテンションが高かったからか花にまで目がいったのだと思います。この花の世話は全て私の奥様かをりさんが種から育てているのですので、改めて感謝なのです。こんだけ花に囲まれた我が家だから、幸せに暮らせているのかと思うと「奥様にも感謝」と言う事なのかな~」





