褥瘡対策委員会

7月委員会報告

(今月の取り組み)

〇褥瘡の状態、処置など(7/15現在)

本館1階・・・4名

1.状態変わりなし。

2.先月見られた傷も今ではきれいな状態。

3.仙骨に2.0㎝×2.0㎝の皮膚剥離あり。臥床時間設け、体位変換行う。今後ひどくならないように、要状態観察。

4.臀部の割れ目の左側に0.5㎝×0.5㎝の傷あり。清潔にし、状態観察。

本館2階・・・3名

1.腸骨の褥瘡、白くふやけている状態。現在1.0㎝×2.0㎝

不織布の褥瘡パッドにて対応。プロテインなど摂取し、栄養面にも注意している。

2.尾てい骨辺りに2.0㎝程の筋状の傷が2か所。褥瘡パッドで保護している。皮膚状態が悪く、皮下出血できやすい為、要注意。

3.仙骨に0.5㎝×0.5㎝のびらんあり。

新館1階・・・2名

1.傷の状態変わりなし。拘縮が強くなってきている。

2.左足指先の褥瘡、良くなってきている。右腸骨が赤く、要注意。

新館2階・・・褥瘡なし

〇雨の日が続いていますが、梅雨明けも迫っているかと思います。気温が一気に上昇すると、体調に

も変化が出てきて食欲が落ちたりと、栄養面で不安がでてくることもあるかと思います。更に、皮膚が

蒸れて褥瘡のできやすい状態ができてしまいます。身体状態の悪い方は特に注意して、日々観察をお願

いしたいと思います。

夏場とは言え、皮膚が乾燥している方もみえます。そういった方は入浴後など、保湿をし、皮膚の状態

を良好に保つよう、心がけてください。

〇ポジショニングについて

拘縮の強い方、各フロアにいらっしゃいます。1日1回は関節を伸ばすなどして、少しでも凝り固まっ

た体をほぐしてあげることができるよう、対応してください。褥瘡の予防にもつながります。

(来月の取り組み)

・8月1週~2週の間に委員会開催。状態報告など行う。

・状態観察。変化があれば、随時報告していく。

・ポジショニングの継続。