褥瘡対策委員会

6月委員会報告

今月の取り組み・報告

〇現在の褥瘡、処置等(6/7現在)

本館1階・・・1名

臀部に小さい傷あり。褥瘡パッドあてて対応。

食事摂取状況は、その日の気分によって食べ具合違うが、全量摂取はされ、栄養状態

はそれほど問題はないと思われる。座位姿勢でいると、身体がずり落ちていってしまう

為、ズレが傷の主な原因となっている。

本館2階・・・1名

左大転子部に4㎝×4㎝の褥瘡あり。ポケット形成されていて浸出液もある。

看護師による洗浄等処置継続している。

右大転子部には現在褥瘡はないが、リスク高い為注意して観察している。

栄養状態の改善の為、プロテインを摂取していただいている。

他、褥瘡はないが褥瘡のリスクが高い方が数名。

(他に4名の方が尾てい骨等傷ができやすい)注意して観察している。

新館1階・・・3名

・傷口に変化なし。ポケットも変化なし。浸出液等はなく、状態は悪くはない。

看護師による1日1回の処置継続。介護職員は褥瘡パッド交換を継続。

・坐骨部の傷、現在も出血みられる。傷口が乾いていて出血見られない事もある。

排泄介助時にオリーブオイル塗布している。

身体のずり落ちみられ、姿勢を直す際に引き上げる事はせず、一度立って頂いて

深く座りなおすなど、ズレや摩擦が生じないように対応している。

・坐骨部に小さな傷あり(6/7~)

清潔にし、プロペト又はオリーブオイル塗布している。

新館2階・・・1名

仙骨部に小さな傷あり。排泄介助の度清潔にしている。

〇褥瘡に関するケア計画書を更新。

作成したケア計画書は、個人ファイルの『個人記録(看護)』の後ろに綴じていくよう統一する。

来月の取り組み

・褥瘡の処置、観察の継続

・これから蒸れやすい時期に入るので、失禁したおむつが当たったまま長時間放置されることのないよう、こまめにトイレ誘導・おむつ交換を行うことと、除圧も兼ねて立位・歩行訓練など、積極的に行っていく。