6月19日に排泄委員会を開催しました。第1に、介護力向上講習会の事例課題について対象者と取り組み経過を報告してもらいました。今回のテーマが「水分ケアの確立」ということで、1日に1,500cc以上の水分摂取を目標に取り組んでいます。その結果、4名中3名の方が達成できていました。また、歩行ケアも少しずつ取り組めていました。第2に、おむつゼロの取り組みについて話し合い、日中にベッド上でおむつ交換をしている方を報告してもらいました。以前から、本館1階で取り組んでいる2名の方はトイレでの排便がみられているようになっています。現在は、本館が4名、本館が3名（うち2名の方が体調不良によりオムツ交換です）で合計7名です。第3に、基本ケアの実践について報告してもらいました。全体的に水分提供を工夫することで、水分量の増加はできています。さらに、認知症状の改善、夜間の良眠、覚醒レベルの向上などよい結果が得られています。各フロア2名ずつの対象者は今後も継続して取り組んでいきます。次回は、①オムツゼロの取り組み、②基本ケアの実践について話し合いたいと考えています。