(今月の取り組み)
【杖歩行について】
・再確認をお願いします。
○歩行が可能であっても身体の左右どちらかに障害がある場合、杖を使用します。残存機能を維持するためにも、歩くことは重要です。
◇杖を持つのは障害の無い方(健側)です。
<介助が必要な場合>
○介助者は要介護者の障害のある方(患側)に立ちます。介助者は手を要介護者の手と腰に添えて、支えます。
【歩行時】
◇杖での歩行パターンは主に2パターンあります。「二点歩行」と「二点一点歩行」です。障害が進むと二点一点歩行になります。
≪二点歩行≫
・①杖と患側の足を出す。→ ②健側の足を出す。(繰り返し)
≪二点一点歩行≫
・①杖を出す。→ ②患側の足を出す。→ ③健側の足を出す。(繰り返し)
【段差を越える時】
◇段差を上がる時は、健側から。
・①杖を出す。→ ②健側の足を上げる。→ ③患側の足を上げる。
◇段差を下りるときは、患側から。
・①杖を出す。→②患側の足を下ろす。→③健側の足を下ろす。
患側、健側をしっかり把握して介助しましょう。また、残存機能を維持するために、必要以上に手を出さないことも重要です。
(来月の取り組み)
・コロナウイルスの関係もあって研修未定