褥瘡対策委員会

11月委員会報告

○現在の褥瘡、処置など(11/10現在)

本館1階・・・1名 仙骨に3.0×1.0cmの褥瘡

今後の対応→30分置きくらいに背ぬきなど行い、長時間の同一体位を回避する

洗浄し保湿。清潔を保つ。

本館2階・・・2名

・仙骨に4.5×3.5cmの褥瘡 不良肉芽あり ポケットは縮小し0.5cm程

浸出液は見られていないが、栄養状態など良くないため改善が難しい状態が続いている

今後の対応→処置継続。適切なポジショニングの施行

・皮膚剥離は治癒し状態は良好だが、身体状態が以前より良くない為状態観察必要

新館1階・・・1名

傷口は小さいが、ポケットが5cm程左右に広がっている。

食事の摂取にばらつきがあり、栄養状態も不安定。臥床時間が多くなっている。

今後の対応→処置、体位変換・ポジショニングの継続。

食事の意欲向上、ADLの向上を目指して、離床時間を増やし座位保持訓練を行う。

2名の方の、褥瘡は再発しておらず経過良好。

1名の方は、栄養状態が悪く臥床時間も増えている為、常に身体状態の観察が必要。

新館2階・・・褥瘡なし

○褥瘡に関するケア計画書について

3ヶ月ごとの更新の時期となりました。11月25日までに全入居者分を記入していただき回収します。

○拘縮について

新館1階で拘縮が気になる入居者様についてどのような対応をしていくか担当者と相談し、個別介護計画書に挙げました。今後も随時、必要と感じることがあれば、担当者と話し合い計画書に盛り込んでいきます。

(来月の取り組み)

・褥瘡の処置継続

・拘縮のある方の状態観察と適切な対応ができているかの確認

・ポジショニングを行うにあたって、物品(クッションなど)が揃っているか委員で確認し、不足していれば購入など検討を行う。

・新館1階の入居者様1名を対象に、手の拘縮の改善を目標とし取り組んでいく為のケア計画を立てる。