褥瘡対策委員会

10月委員会報告

○褥瘡の現状と処置など

本館1階・・・褥瘡なし

本館2階・・・(3名)

・仙骨に5.5cm×3.5cmの褥瘡

・ポケットが0.5cm×0.8cm程 浸出液や悪臭はない

・仙骨に3.0cm×2.0cmの皮膚剥離 浸出液なし

バルーン留置で現在つまることがよくあり、水分摂取量が不足している

車椅子に座っている時の安楽なポジショニングが必要

新館1階・・・(4名)

・9月25日の時点で完治

乾燥し痒くなりご自身で掻かれて傷になる恐れはあるため、清拭とオリーブオイルでの保湿は継続して  いる。

・ 1cm×0.2cm ポケットは1cm~2cmほど傷自体がかなり小さくなってきている為、ふさがれないよう   に要観察。浸出液はなくきれいな状態。1日2回の処置から、 1日1回の処置に移行。

・ 10月4日の時点で赤い部分が消失。皮が盛ってきている。きれいな状態ではあるが、排泄介助の際は洗浄し清潔保持。

・9月24日の熱発後、臀部に皮膚剥離ができ、出血。

10月5日に2ヶ所傷が出来ていたが、すぐに乾燥し現在治っている。

新館2階・・・褥瘡なし

○ポジショニングについて

ただクッションをはさむだけ、といった状態になっていることがある。

その方にとっての安楽な体位を考える必要がある。

○拘縮について

これから寒くなると拘縮が進んでしまいます。ポジショニングもそうですが、足浴や手浴など身体を温めるケアや、四肢の曲げ伸ばしなどの運動を行なっていきたいと思います。

(来月の取り組み)

・褥瘡の処置等継続

・11月中に、拘縮に対するケアプランを、委員と担当で話し合い、個別介護計画書に挙げる。