3年目に突入しました
令和7年8月1日
何が『3年目か』と言うと私が本部施設から和合の施設の施設長に就任して丸2年が経過して本日『3年目に突入』したと言う事です。2年前に就任した当初は「私が理事長として平成26年に事業開始した施設なのに全く理念も職員の考え方も違う」と思いつつも「しばらくは様子を見ながら少しずつ社会福祉法人杉和会の思いを伝えていく中から本来の姿にしていこう」と言う事で本部施設では常識的な範疇で言葉を選ばずに言うならば『傍若無人』な手法を封印して改めて職員に教えて貰いながら先ずは『郷に入っては郷に従え』での手法に徹しました。1カ月程度経過した頃に「現場の様子を見ながら入居者さんと親しくする方法は無いだろうか」と考えた時に「私が出来るのはお経とカラオケだ。」と本部施設においても実践していた事を和合でもやってみる事にしました。
当初は職員の協力も限られていて、入居者さんとの会話もぎこちなかったのですが『継続は力なり』で今ではスムーズな会話とお参り後の私の話にも一生懸命に耳を傾けて頂いていますし、カラオケについてもなかなか入居者さんの方から「歌います」と言う形にならなくて1時間の殆どの時間を私が歌っている様な状況でしたが今では半分は入居者さんが歌ってくれる様になりました。ボランティアからの意見としても「入居者さんが積極的に参加して下さる様になって来て楽しく出来ています。」との声を頂いています。劇的に変わったのは職員の動きが良くなったと言う事です。「やるべきことをしっかりして時間で帰れるようになった。」と言う事や「行事での入居者さんの笑顔が嬉しい」等の意見が多く出る様になってきました。
また、設備や備品の不備が出た時には直ぐの対応をしているので(当然の事なのですが)起案としてもしっかり出る様になっています。2年前にいた職員の中には私の進め方や考え方に反発して退職していった職員もかなり出たので、職員集団としてはかなりスマートになりました。しかしながら人数が減ったにも関わらずサービスの低下は起きてなくてボランティアさんの評価のみならず手前味噌的な言い方になりますが『入居者さんに目力が出て来た』と思っています。3面目を迎えた今、よりギアを上げて楽しい毎日になる様に努めていきたいと考えていますのでリピーターの皆さん、これからより一層の声援をよろしくお願いいたします。