少子高齢化がますます深刻な問題になっています
高齢者の生活を支えるべき就労人口がどんどん減っているのには目を覆う様な状況があります。
文字通り日本が世界の中で元気だった時代には多くの子どもが産まれ人口も右肩上がりで『作れば売れる』時代だったと思います。
人口動態を研究している方の話として『人口を1億2千万人にするプランは出来ていて目標達成は出来たけれど、達成した数字を維持する為のプランがなかった。』と言う話しには唖然とするばかりです。
昔良く言われた言葉に『貧乏の子だくさん』と言うのがありましたが、今は子だくさんの家など日本の何処を探しても無い状態です。
どうしてなのかと私なりに考えてみるに、農業を例にとると米作りに多くの手を借りていた時代には多くの子どもが戦力になっていた。つまり『貴重な働き手』だったのです。(今は機械で行われるので働き手は必要無いのです。)
また、今の子どもに対しては教育費に多くの費用がかかる現実があり、「子どもは一人で、少数精鋭で行く」との考えになっている。と言う事なのかと思います。中国で一時期『一人っ子政策』が取られた事がありました。私は「全くの愚策」だったと思っていました。
だってそうでしょ。子どもは夫婦2人が存在するから子どもが産まれるのです。と言う事は単純には言えませんが30年で1世代と考えると30年で人口は半分になってしまうのです。
日本が繁栄していたのも子どもが多く産まれた時代です。
今の人口を維持する為には夫婦で最低2人の子どもを作らなければいけないのに現実は程遠い数字です。
嘆いていても何ともなりませんので、多くの子どもが産まれても大変ではない日本にする為に何をなすべきかをリピーターの皆さんと共に考えて行ければと思っているのですが・・・。