和合の施設で突然だったのですがカラオケをしました。
令和5年9月10日
1階の利用者さんにご挨拶をしてから2階に上がって各入居者さんにご挨拶をしている時に、入居者さんの中で「立派なお腹やね」と言われた事に私は敏感に反応して「このお腹は歌を歌う時にお腹一杯に声を出した方が上手に歌えるからなんです。」と言ってから、「今のサブちゃんより上手いです。」とぬけぬけと答えると、入居者さんの方から「だったらカラオケ聞きたい。」との事だったのでフロアにいた職員に断りを入れてから事務所前に置いてあるカラオケの機械を2階に運び、カラオケが出来る様にセットしていると、2階の職員も協力してくれてギャラリーが出来ました。「一気に盛り上げたい。」との思いで、「サブちゃんより上手い」と言った手前「18番中の18番の北の漁場を歌おう。」と言う事で頑張って歌いました。
マイクが良かったのか私が上手だったのかはわかりませんが、ギャラリーの皆さんがしっかり聴いて頂いている事がわかったし、手拍子をして頂いている方も多くみえましたし、リズムに合わせて指揮を取る様に聞いて頂いている方がみえたりして、いきなり私自身絶好調になり、2曲目は18番中の17番の鳥羽一郎さんの『兄弟船』を、これも気持ちよく歌わせて頂きました。その後も「あと1曲、あと1曲」と調子に乗って歌わせて頂いたのですが、2階のフロア全部に響くような歌い方だった為か、急遽駆け付けて下さる方もあり、ギャラリーへの参加が増えていきました。自分で言うのも変ですが、入居者さんの表情が豊かになった様に思いました。
最後の曲は松村和子さんの「帰って来いよ」の替え歌で「桃から生まれた桃太郎」「まさかり担いだ金太郎」「亀に乗ってる浦島太郎」の繰り返しを歌っていると、口ずさんで下さる方が多くみえて楽しそうにされていたので、7曲歌い終わってから「カラオケに呼んで頂けたら喜んで飛んできます。いやいや飛んでは来れませんが、時間が合えば喜んできますので宜しくお願いします。」と言うと、自然と皆さんから拍手が頂けたのには私自身が幸せな気分になりました。
1階の事務所に戻ろうとすると遅出の職員が出勤してきたので、「今度はカラオケでデュエットしようね」と軽口を叩くと「私カラオケだめです」と困った様に言われたので「私は小さい頃音痴だったけど回数こなせば上手になるよ。」等と話をしました。まだまだ和合の施設長としては新米ですが、私が出来る事を頑張ってやっていきたいと考えています。