ようやくお花をお墓に持って行けました。
令和4年11月10日
施設で管理している高野槇と菊を我が家のお墓に持って行こうと、何日か前に家に持ち帰りバケツに水を入れて置いたままになっている事を仏壇で朝のお参りをしていた時に思いだし、本日お墓に持って行きました。本日この様に出来たのは少し心に余裕が出てきた証しかと思っています。と言う事は今の私の頭の中には行うべき方向と戦略が脈々と浮かんでいるのです。こんな時は何をしていても効率的に対応出来る事に自分自身驚いている状況です。
さて本日は全国老人福祉施設協議会主催で東北ブロック6県1市の役員懇談会がありました。東北ブロックの会長さんは秋田県の萱森会長さんだし、青森県の会長の棟方会長さんは、私が総務・組織委員長の時の委員さんで委員会のご意見番でした。山形県の会長さんは峯田会長さんで、前全国老人福祉施設協議会副会長さんで、福島県の会長さんである秦会長に至っては、現全国老人福祉施設協議会副会長としてご一緒させて頂いていると言う事で、和気あいあいとした雰囲気の中で会議を実施する事が出来ました。そして、つくづく実感したのはブロックによる温度差です。だとすると温度差を出来るだけ失くす努力を私も副会長として汗を流さなければいけないと思った次第です。
そんな和気あいあいの雰囲気の中でも、話題の中心は『人材確保』の問題で、人材紹介の紹介料が高いと言うのと、紹介して貰っても短期に退職して契約金が戻らない悪質な業者が蔓延っている問題については、全国老人福祉施設協議会が良識的な業者の選定が出来るシステムを確立する必要があると痛切に思いました。また、コロナ感染症によるクラスターについても未だ厳しい状況があるとも伺いました。また、業務の効率化でのICT・ロボットの導入については、予算を伴う割には効率化がなかなか計れない状況にも直面されていて、この事については好事例の紹介や研修等に力を注がなければいけないとも感じました。また、入居条件が要介護3以上になった事によって入居待機者が多くない状況については切実な問題なので『政治が制度を変える』事について組織内候補がいない状況の中でどの様な展開をしていくべきなのかと言う事を、より具体的に考えていかなければいけないとも感じました。
政令指定都市である仙台市の会長さんからは、事業所が増えて過当競争になって利用者さんの奪い合いが起きているとの話を聞いた時には「そのような事に頭を悩まされているのか。」と思うと、これからはますます厳しい経営を強いられると思った次第です。今日の会議を終えて改めて『2040年問題』について当法人である杉和会も真剣に考えていかなければいけないと理事長の立場で思った次第です。
リピーターの皆さん、会議等でうごめいていますが決して無駄な事は無いので、与えられた事を精一杯努めて今後も頑張っていきたいと考えていますので、宜しくお付き合い下さい。