盲養護老人ホーム和(なごみ)の施設長の声がいつも以上に弾んでいました
令和3年9月10日
和(なごみ)の吉澤施設長から昨日の夕方に施設へ電話がありました。その声はいつになく弾んでいるように思えたので「どうしたのか」と思って話を聞く事にしました。すると「二人の方の入居が決まりました。」と言うものでした。一人は東京からの措置依頼で前から打診があったのが正式に決まったとの事。(✳措置と言うのは行政が施設長に対して入居を依頼してくる制度で、状況に応じてどこの市区町村からの依頼であっても受ける事が出来る制度です。)もう一人の方は大垣市の方で(西濃地域で一番人口の多い大垣市からの依頼は初めてなので、とても嬉しいです。)行政の方が措置を検討して頂いていたのですが、財産があると言うので措置ではなくて契約の形での入居になると言う事を報告してきました。
かつては、養護老人ホームは措置以外の入居は出来なかったのですが、定員の20%は契約での入居が可能になっての入居です。私は視覚障害者の施設を建設するに当たって「視覚障害と言う大きなハンディキャップが有ることによって仕事に就く事が難しかった事により厳しい生活を余儀無くされていたのであれば、施設に入居されてからの生活はゆったりとしたものにならなければいけない。であれば居室は個室にすべきだ。」との考えに至りました。結果的には契約入居においても個室にしたことはよかったと思います。5月21日に新設施設が事業開始をして80床の定員に対して現在は12人の入居しかなくて吉澤施設長の「何とかしなければいけない。」との思いが、弾んだ声として表れたのだと思います。入居者がなかなか入らないのは制度的な問題も多くあると思いますので、(この問題は和:なごみのみの問題ではありません。)一筋縄に解決はしませんので、辛抱強くやりきるしかないと考えています。
和:なごみの事を書いていると、本部施設本館の事を思い出しました。つまり、平成10年5月18日に入居の受け入れを開始して5月末で入居者は5人、6月末で15人、8月末で25人になり10月3日にようやく50床が満床になった事を思い出しました。そんな状況の中で、措置依頼の連絡を事務所にいた職員が受けると目を輝かして「〇〇市から措置依頼がありました。」と報告があると事務所内に自然と拍手がわき、「よっしゃ」と声を出す者がいたのを思い出しました。措置施設の経営が厳しい事は百も承知していましたが、ここまで厳しいとは思いませんでしたが、だからこそ一人の入居者にも思い入れがわき、しっかりとした御世話が出来るのだと思います。リピーターの皆さん。垂井町に出来た盲養護老人ホーム和のこれからの展開をしっかりと見ていて下さい。