芋煮会を開催しました
令和元年11月10日
一言で総括すると『やって良かった』です。
何と言っても快晴の天気に恵まれ、私が施設に行った時には全ての準備が出来ていて、10時前にお酒とお塩で周りを浄め着火剤を木に付けてから着火すると簡単に火が点き火力が強い(ガスなんか問題になりませ~ん)ので、20分もしない内に大鍋の水は湯と化しその中へ大根、れんこん、ゴボウなどなどをざば~っと入れ・・・もちろんもちろん里芋も。その後、だしの素もドバっと入れ、隠し味の清酒を少々・・・いやいや並々と入れてぐつぐつ煮ていると・・・。
いつのまにかギャラリーにお客様で一杯になり「寒いな」と言われる方には火の近くに来て貰うと「あったかいな。火がありがたい季節になったな」等とワイワイガヤガヤと。そんな中、水野相談員のアイデアでまだ味噌の入っていない、いわゆる出汁だけを紙コップに入れて、皆さんに振る舞って貰うとギャラリーの皆さんは大盛り上がり。中には「美味しいけど水くさいな。」と言われる方もありましたので、「この後八丁味噌をたっぷり入れてお昼の食事に提供しますから楽しみにしていて下さい。」と言うと「そりゃ楽しみだ」とまたまた盛り上がりました。
11時40分になり各エリアに大鍋に入れて運ぶ事にして、一つ目に入れてつくづく感じたのは大釜から一杯くらいよそっても全然減った感じがしないな。大鍋5つに入れてもまだまだ余裕で残っています。夜勤明けで誘導を手伝ってくれた職員にも労いの言葉を添えて食べて貰うと「美味しい」の連呼に気を良くした私は「これぞ正しく男の料理」等と言いながら『おかわり自由』で賄いました。お昼休憩に来た職員にも振る舞いながら「美味しいですか。美味しかったら原稿用紙30枚感想文を書いて下さい。」等と冗談を言いながらわいわいがやがや。
その後私も味わいながら頂いていると、先般つるし柿の柿を提供してくださった高木さんが「大きな柿が千切れたので持ってきた」とわざわざ来て頂いたので一緒に食べて頂くと「大きな釜で炊くと美味いな」と言われて「昔はお葬式では大きな釜で料理した味噌汁が美味かったけど今はしなくなったけど、やっぱりこうやって食べると美味いな」としみじみ言われたので「高木さん私が男の料理で大胆にしたから美味しいんです。」と言って大笑いしました。
災害など絶対に無いのが良いのですが、当施設の炊き出しの体制は完璧ですよ。薪には元旦に飾った竹を花屋さんからいっぱい貰って用意してあるし、次はご飯を炊く大釜も頂いたので近い内に炊き込みご飯を作って皆さんに振る舞おうかと考えてます。リピーターの皆さん私のワクワク感を理解して頂けますか。