2019年09月の記事一覧

台風15号で思うこと

2日前に千葉に上陸した台風15号のニュースをテレビでは昨日も今日もガンガン流しています。確かに大きな台風には違いありませんでしたが、どうして「これでもか」と言わんばかりに流すのかと思っていたのですが、よく考えると首都圏には人口が集中していて、鉄道の路線も半端なくあり、話題が多くあると言う事なのだと理解しました。そして、台風の影響で列車の計画運休によって、勤め人の足がなく勤務先の対応がバラバラでそれに対して腹を立ててる人がいるとか。私も50年程前に雪がメッチャ降って国道21号線を歩いて関ヶ原駅まで行ったら鉄道が動いてなくて、関ヶ原駅に着いて学校が休みだと言う事を知ってまたまた国道を歩いて帰った事を思い出しました。50年前は通信システムも大した事なくて仕方がない状況はあったと思いますが、今は情報が充実していて、天気予報も的確な状況で、危険を省みず一分でも早く会社に着きたいとの心理なのでしょうか。動いていない列車を目指して駅に一杯の人だかりには驚かされます。そう言えば昨日打ち合わせの為に東京からみえたコンサルの方は「列車が停まったら理事長さんの予定に申し訳がたたない。」と東京をお昼過ぎに出て昨夜はホテルに泊まられたとの事。流石に出来る人は違うと感心しました。テレビのニュースでは、列車が駄目ならと車で行こうとされた方もおありだったようで道路も大渋滞の様子が写りだされていました。国が働き方改革で休みを多くするような方向に持ってきていますが「台風だから会社は休み」と言う発想にならないのは何故なのでしょうか。最も当法人のように365日24時間体制の所はダメですがそうで無いところは『備えあれば憂い無し』の対応を取るべきではないかと思った次第です。本日は前福井県老施協会長の荒木先生の施設に盲養護老人ホームの情報を得る為に行ってきた(運転は和合の事務長がしてます)帰りなのですが、色々とご教授して貰っている間に台風対応の事で皆川副会長、平石会長から何度も連絡を貰い、その都度、災害のスペシャリストのひわこ学院大学の烏野先生に連絡したりして、ここでも、災害の対応についても全国老人福祉施設協議会としてのきちっとしたルールを構築すべきとの結論と烏野先生との連携を密にとる事を確認して早急にその体制を確立して結果として会への信頼をより強固なものにしていきたいと考えています。リピーターの皆さんも『備えあれば憂い無し。』を実践しませんか。

キャリアパス構築プロジェクト

令和元年9月9日

岐阜県が法人の差別化を行い、より良い施設の構築をするために、グレード3・2・1の承認を実施していて当法人はグレード2を取得しているのですが、グレード1を取得するには専門的な知識を持っている方の協力がなくてはなかなか難しく、介護人材の確保には必要だとの判断により、()エイデル研究所にコンサルを依頼して今年度から取り組んでます。

その狙いは一つには先程述べたように人材確保に効果があるとの情報を得た事。二つ目には中・長期のビジョンを作成しぶれない法人経営をしたいと言う事です。但し、私自身はこのプロジェクトには直接的には関わっていませんでした。それは、20年先のビジョンを私が立てても実際に実践するのは私ではないし、仮に私が加われば私の意見が尊重され過ぎては意味がないと考えたからです。但し、本日実施された『第4回 キャリアパス構築プロジェクト』によって、来年度から導入する評価制度では理事長である私の承認なしには現実的に進んでいかないとの佐藤施設長の依頼を受け、3回までに検討した内容をお聞きして、是は是、非は非で建設的な結論になったと思います。

私自身、中村会長から「5年先、10年先を見越しての方向性を持って法人経営をしなくてはいけない。」と噛んで含んだように教えて頂き、22年の実績に甘んじていた訳ではないにしろ、私が知りえた情報だけでは対応出来ない事が多くあることを、今日の会議で改めて痛感しました。但し、大法人がコンサルに全面的に任せて綺麗に揃ったものを作成するのではなくて、あくまで泥臭く作成して現実にマッチしたものを完成し実践していきたいと考えています。

話題はガラッと変わって、先般情報収集の為におみえになった『ぎふNPOセンター』の篭橋さんから直筆のお手紙を頂きました。その手紙の中に「いつも、どんな仕事に対しても『誰のため、何のため』を意識してしまう私は時に『めんどくさいやつ』と思われがちなのですが、そこだけは誰に何を言われようと曲げたくないポリシーでもあります。」と書いてあり改めて『同志を得たり』と嬉しくなり、今後の展開を楽しみにしたいと思いました。ただし、手紙の最後の日付が『令和元年八月七日』には驚きました。確かに未だ夏の陽気ではありますが、どう考えても『九月』ですよ。

本日は9月9日です。数字が並びなので何かないかなーとパソコンで調べてみたら出てきました。9月9日は五節句の一つ『長陽の節句』だそうです。菊を用いて不老不死を願うことから別名「菊の節句」と言うのだそうです。九月から柄にもないことを書いてしまいましたが、毎日、コラムを書いているとこんな知識も得られるのだと改めて思いました。そして最後にオジサンギャグを「教養はいつかから出来たの今日よう」(「おそまつ」)

 

『平安之福』の日曜日だったので

令和元年9月8日

ゆったりとした日だったので、施設の中でコラムに書く題材がないかとウロウロするといくらでも写真にするものがあり、当施設の話題性の多さに我ながら感動しました。

先ずは月下美人の写真を2枚撮りました。昨夜20時頃から咲き出して22時にはしっかり咲いていたとの報告を宿直者の五次部長から聞きました。この時ふと、五次部長の宿直の時に良く咲くなと思いました。月下美人はリピーターの皆さんもご存じだと思いますが一日だけ咲くのを楽しませてくれる花なのですが、事務所から玄関ホールは五次部長の管理だと言う事を月下美人は知っていて五次部長の宿直の時に咲くのだとすると、花を見ているより花の方が我々の方を良く見ているのかもしれません。

1  IMG_3141

2つ目の話題はいよいよ敬老週間の準備が景況に入ってきた事を表す写真です。玄関ホールには「敬老の日」の大きな看板が掲げられ、1週間の計画もずらりと掲示されました。そして畳の写真は16日の初日のイベントで笑福亭伯枝師匠の高座の時に使用する畳を本日天気が良かったので天日干しして取り込んだのを写したものです。

3 4 10

3つ目は玄関先の左側にある水槽ですが、この水槽は施設にお越しの際にはリピーターの皆さん必見ですよ。小さいお子さんは『ニモ』に目を奪われる方だ多いのですが、私的には水槽内の『サンゴ礁』を見て欲しいのです。この水槽は、大垣にある『アクアインテリア ヴュー』と言うお店に我が家の金魚鉢を買いに行き、私が駄々っ子のように欲しくなり金魚鉢そっちのけで購入に至った代物です。私のわがままからの購入でしたが話題性が一杯で親しんで貰っています。

9

そして玄関右側には信楽の狸が2体鎮座してます。この2体ともう1体の招き猫は信楽のお店で手に入れたものです。狸の2体は購入当時中村会長にいたぶられながらも可愛がられていて大きいタヌキは中村会長で小さいタヌキは私です。つまり、『ひろひこ狸』と『ひろし狸』と命名して「狸は他を抜く縁起物」と今でも大切にしているものです。

6 7 5

そして玄関を入った所にこれまた鎮座しているのが招き猫なのですが、これははっきり言って信楽焼ではありませんが、お店に飾ってあって正直売り物ではなかったのですが、お店の方に交渉して売って頂きました。この招き猫のご利益もあってか平成18年度のショートステイも入れた110床の稼働率は98%に到達しました。勿論この結果は招き猫のご利益もありますが職員の頑張りだと思っています。

2

最後のお花の写真は敬老週間に来て頂く方に少しでも楽しんで貰いたいの気持ちで飾ったものです。写真はほんの5分で撮ったものですが、思いが一杯詰まっていることを理解して貰えたらありがたいし、今後もいろいろとわくわくしながら頑張っていきますのでますますの応援宜しくお願い致します。      

8

 

 

 

 

 

 

特定非営利活動法人「ぎふNPO法人」スタッフの方と意見交換をしました

令和元年9月7日

昨日のコラムは郵便局での話のみになりましたが、その後10時からの約束で「ぎふNPOセンター」の篭橋さんがお見えになることになっていた事を1日ずれてではありますが書きたいと思います。

約束の時間は10時からだったのですが、9時30分に施設前の駐車場に1台の車が入ったにも関わらず車から出てみえないので、「時間調整の為に車の中で待って見えるのであれば時間が勿体ない。」(一杯話がしたいから)と思い車の所に行き声を掛けて会議室にご案内をして、来所された主な目的が『防災について』だと事前に聞いていたので、篭橋さんが座られると同時に一方的に話をしていてふと気が付きました。何についてかと言うと「私は元々杉和会を開設するまで、『教育・福祉カウンセラー』の名刺を持ってうごめいていた時には、専ら『傾聴』する役だったのにこれではいけない。」と。そこでワンクッションおく為に、話題を変えて話をしてもまたまた私が一方的に話をしてしまう。確かに自分で言うのも変ですが私は中村博彦会長の持論だった『現場主義』を実践して今に至っているので話題は豊富なのは事実でしょうが、それより何より篭橋さんが聞き上手。篭橋さん自身はボランティア向けの話し等で講演をされるとの事で私以上の話のスペシャリストなのに。でも、昔から『話上手は聞き上手』。「うーん。上には上があるのだな。」と理解しました。

そして色々話をしている中で防災についての結論は「岐阜県としては各団体との協定書は締結されているが実際に機能出来る状況にはない。実際に災害が起きる前にそれぞれが出来る事をすべきだ。例えば『福祉避難所』としての受け入れの数の一覧はあるものの、具体的な準備は手付かずの状態なのではないか。つまり、実際に起きる前に大至急、岐阜県が中心になってそれぞれにアクションを起こすべきだ。との結論で一致しました。そして12時が回り、当施設の食事を試食のように食べて頂こうとお持ちしたら「お蕎麦ですよね。私は蕎麦アレルギーがあるので。」と言われたので、最近は事前にアレルギーについては確認すべきだったと思いながら、厨房で蕎麦をうどんに変更して臨機応変が出来たのは良かったです。昼食後も『人材』の話や『県社協』の話で盛り上がり、14時30分になってから施設見学をして貰い、その後、外に出て『防災庫』『アパート』『事業所内保育所』『コミュニティハウス』や山の斜面の工事の様子等を見て貰い、再び会議室で話をして最後に当施設に対する感想を述べて貰うと、「窓が多くてしっかり開けてあったからか、爽やかな風が気持ちよく、施設独特のいやな匂いが全くしなかったのは流石でした。そして至る所に思いのある展示物がありとても素晴らしかったし、とても20年以上も経過した建物には思えませんでした。」と最大級の誉め言葉を頂いたので、「今のお言葉を職員に伝えたら喜びます。」と話をしました。

自分の役割を一生懸命誇りを持ってなされている篭橋さんとな今後も長くお付き合いして、岐阜県がよりよくなる為にお互いに頑張っていきたいと考えていますのでリピーターの皆さんも今後の展開を見守っていて下さい。

 

郵便局の通帳への振り込みがこんなに大変なものだとは・・・。

90万円の振り込みをするのに滅茶苦茶手間とイライラがあったことの報告です。銀行での振り込みには慣れていて、何の違和感もないのですが郵便局では信じられないことの連続でした。手続きをするのに必要だからと事前に法務局に行き法人の登記簿謄本と印鑑証明書を手に入れて本日9時前に駐車場に車を入れると、既にお客さんの対応をされていたので自動ドアの所に立っても開かないので「うん、私の体重が軽すぎるのか(そんな訳ありませーん。)困っていると郵便局の方が来て下さり手動で開けて貰い「9時2分前だった」。郵便局の対応が知りたくて、「90万円の振り込みがしたいのですが」と言うと「書類が要ります」と言われたので、法人登記簿謄本を封筒からだしてお渡しすると、一字一句目を通しすように見られて正直「むかっと」なりました。むかつくべきでなかったかも知れませんが私が杉和会理事長であることを地元の郵便局員だから百も承知されていると思うし、ましてや登記簿謄本の中身まで確認する必要があるのかと思ったからです。その後も書類に必要な事を書く為に説明する局員の方が自分も理解出来ていない事がまるわかりのような、それでいて大上段な説明にアングリしながらも書類の記入をして「振込料410円です」と言われたのでお金を出して「これで終了ですか」と聞くと「これから書類を作ります。」と当然だろうがと言うような顔で対応される。「私は分からないのは当然で、郵便局の方は良くご存じなのは当たり前なのだからもう少し言い方があるやろ。」手続きが終わった段階で「登記簿謄本の有効期限はどれだけですか」と聞くと、「半年です。」の答えに「こんな面倒な事をしなければいけないのなら、先方の方に銀行の通帳を作って貰うべきだと思い、施設に行って直ぐにその旨を連絡した次第です。ところで、郵便局の駐車スペースに入れた時に思ったのですが5台のスペースの内4台が入っていたので残り1台のスペースに入れた時に「お客さんが多くみえたら嫌だな」と思っていて局内に入って行くとお客様は一人で局員が3人。つまり局員の車がしっかり3台入っていると言う事はお客さん用のスペースは2台のみ。当法人本部施設では施設前の駐車場は夜勤者のみが玄関前の駐車場に置き残りの車は施設手前100メートルの所から歩くシステムでお客様ファーストの考え方なのですが今須の郵便局には車でお見えになる方が同時に3台になることはないと断言できるのか、局員ファーストの考え方なのか、それとも敷地がないから仕方がないと言うことなのか。少しイライラの中でコラムを書いたので少し乱暴な原稿になった事をお許し下さい。

 

中部学院大学で会議に出席しました

令和元年9月5日

本日13時30分から『第二回 岐阜県外国人介護人材対策協議会』が中部学院大学で開催されました。

最初に岐阜県から委託を受けて外国人介護人材受け入れの実態調査をされた結果報告が中部学院大学の担当者からありました。その中で私が疑問に思った事を提案しました。

一番違和感を持ったのは、これだけ介護人材の不足が言われている中でも「受け入れを検討したことが無い。」と答えたのが24%で「現在受け入れてないし今後も受け入れる予定が無い」と答えたのが40%で、二つを合計すると64%にもなったことです。このように答えられたのはとことん困るまで考えないと言うことなのか、将来的にも充足すると考えられているのかと思うと、10年前からEPAによってインドネシアの候補生を導入して今年からベトナム人留学生を2人受け入れ、岐阜県老人福祉施設協議会として外国人材に真剣に取り組んで行こうとするスタンスの考え方の足をすくわれるようにも思いました。

二つ目には「介護事業所での仕事の立場」と言う項目で『指導者』と答えられたのが一人お見えになったので、「どのような経験の持ち主なのか」と聞くと「29年の経験があるEPAで介護福祉士の資格を取られた方」との説明だったので「EPAの制度導入は10年の歴史しかないのでその説明は正しくないと思います。」と話すると共に説明者が制度の事を熟知しないで説明するのは如何なものかとも思いました。外国人介護人材の歴史は浅く情報もしっかりと伝わる制度が出来ていない中で、改めて岐阜県老人福祉施設協議会が担わなければいけないものが多くあると今回の会議で痛感しました。

15時30分までの予定が延びた事と、岐阜県高齢福祉課長が会議に参加されていたので会議終了後に3日の日に垂井町の計画について打ち合わせに行った時のお礼と4日の日に垂井町で打ち合わせをした報告をさせて貰い、16時30分から大垣市社協の早崎局長さんと岐阜県老施協の林副会長と『岐阜県地域包括・在宅支援センター協議会』の組織の打ち合わせをする約束をしていたので、少し遅れるとの連絡を林副会長にして大垣市社協に急ぎ行き(10分遅れで)来年度、協議会の東海北陸ブロック大会が岐阜で開催される話をしました。私の法人には地域包括支援センターはないので、直接はかかわりが無いのですが、岐阜県老施協会長として調整役を買った次第です。話し合いはスムーズに行きほっとしたところで、マスコットを中において早崎局長と、林副会長ががっちり握手。話し合いが上手くいった事を、本年度の当番県の福井の屋敷君が心配していると思い、終了後直ぐに連絡して取り敢えず私の役割が終わり、今は本部施設に帰りコラムを打っている次第です。

2019090516525001

このように走り回れるのも健康であればこそです。リピーターの皆さん厚かましいお願いですが走り回れる為と頑張ってコラムを書くために私の健康も祈って貰えませんか・・・。いやいや健康は私自身が気を付けるものでした。変なお願いをして御免なさい。

 

 

蒸し暑い日が続いています

令和元年9月4日

朝からどんよりの曇り空。風もなく蒸し暑いです。連日35℃を超す、いわゆる『猛暑』の日はなくなりましたが、背中がじとっとする毎日です。

私が大垣市民病院に帯状疱疹で8月7日~16日まで入院していた時は、施設での報告がメールで来た時には必ず「水分をこまめに取るように配慮して下さい。」と送信していたのですが、その度に「かき氷をしてます。」とか「スイカ割をしてスイカを食べて頂いてます。」とかの折り返しメールがあって、お陰様で熱発者もなく元気に過ごして頂いていたのですが、最近熱発者の報告が何人かされるようになってきましたので、改めてパソコン上の事務連絡のコーナーに「飲み物のこまめな対応の大切さ」を書きました。この記事を書きながら頭の中を「飲める飲める飲めるぞー」のメロディーが浮かびました。「そうだ、この歌のように楽しく飲んで頂くにはどうしたら良いのか」を考えて提案しなければ、単に「飲んで貰え」と言っているだけでは駄目だと思いました。

敬老週間の企画の中に『寿司吉さんのパフォーマンス』があり、「いつもは刻み食の方の中でもお寿司を食べられる方がある」との報告が有るたびに食事を提供している側としては複雑な思いになりますが、呑み助の私としては日常的には晩酌の習慣がないのにみんなと楽しく飲んでいるとたくさんのお酒をのんでしまうので半分納得しながらも、『楽しく飲み物を飲んで頂く妙案があれば・・・。』一つだけ思いつきました。それは介助をする職員側が「一杯いっぱい飲んで下さい。」との思いを持つことかなと思います。

私が小さい頃直ぐに40℃近くの熱を出すと母秋江さんは私の好きな食べ物を作って、優しく声をかけてくれていたことを思い出しました。介護の極意は『寄り添い』だと言われています。職員が力を合わせて極意を理解してくれたらパラダイスになるのかな。でも、要介護3以上しか入居出来ない状況では難しいかな。でも職員が力をあわせればよりよくなると思います。リピーターの皆さんより良くなる杉和会を見守っていて下さい。

 

朝早くに目覚め戦略を練ってます

昨日垂井町の副町長さん、建設課長さん、健康福祉課長さんらと盲養護老人ホーム及び養護老人ホームのここ3年来の新規計画についての話し合いを持ち、ようやく具体的に計画が前に進んだ事が実感出来ました。勿論これからもクリアしなければいけない事が山積みされている事は今までの経験から理解してますが、22年の実績による評価によって助けられていることを昨日の話し合いで実感しました。勿論色々な場面で誠意を持って対応するのは当然の事ですが 、盲養護老人ホームについては全国47都道府県で岐阜県を含め4県のみ施設が無い状況を解消し安心を持って利用して貰う事を念頭において何があっても期待に添う施設を完成してしっかりとした運用が出来るように杉和会理事長として出来うる事をしていきたいと心新たに思っています。

本日は午前中に網膜剥離の手術に伴う半年に一回の検診があり(異常無し)、年に一回の人間ドックの予約をして、病院を出る前に岐阜県高齢福祉課長に近い内にアポが取れないかと連絡すると本日午後1時に担当者と共にの時間が取れるとの事だったので一旦本部施設に帰り資料を整え県庁へ。12時55分に県庁10階に着いたので13時になるのを待って高齢福祉課長に挨拶すると担当者と共に話し合いを持って下さり、当法人の意向をお伝えすると2、3の確認はありましたが了解していただけて、明日の垂井町での話し合いはますますやり易くなりました。9月になったら新規事業についてガンガンと進めていこうと目論んでいた私の計画以上にこの2日間で進める事が出来たのは本当にありがたく思っています。

これは正しく平生往生の賜物と思っています。明日は15時から垂井町さんと当法人の役員と測量会社とのはじめての擦り合わせが行われるのですが、今日以上に円滑に事が運ぶと思っています。どうして多方面から上手く行くのかと言うと、その答えは『利益追求ではなく地域為になる事を優先させた計画』だからだと思っています。この計画を遂行していけるのは杉和会の職員が頑張って仕事をしてくれているバックボーンがあるからだと思うと感謝の言葉しかありません。これからも地域の為に頑張りますのでリピーターの皆さんの声援宜しくお願いします。

今年の敬老週間が動き出しました

令和元年9月2日

先月8月3日に800人の参加者を得て、「焼きそばは700食焼いた」等とさり気無く自慢していた夏祭りの興奮が収まらない内に9月のイベントである敬老週間のイベントの企画が進んでいることに対して感謝と感動でしかありません。

平成10年に本部施設を事業開始した頃は「年中『敬老週間』のように頑張っているのに改めた企画をする必要はない。」と豪語して、岐阜県からのアンケート調査にもそのように書いて報告していました。そんなある年に職員の方から「敬老週間と言う事なので1週間通しの企画をしたら入居者さん、利用者さんに喜んでいただけるのではないでしょうか。」との提案がきたので、「1週間を通して行うのに週2回の入浴の確保はどうするんだ」との問いかけに対して「入浴も特別なものにします。」との答えに『これは職員が本気だから支援すべし』と言う事で当施設の敬老週間は1週間を通しての企画にしてます。

2日前には玄関先に敬老週間の告知がされ、本日は1週間の企画の告知がそろい踏みしました。

2019090213235601

16日の初日のオープニングは腹から笑って頂く為に関西落語の笑福亭伯枝師匠に来演して貰い、

2019090213215701

17日は『緑茶湯』でゆっくりして貰い、

2019090213220701

18日は職員と入居者さんの共同制作ででっかいシャボン玉を作って貰い、

2019090213223001

19日は大垣の老舗お寿司屋さんの『寿司吉』さんの板さんが全員集合(もちろんおやじもおかみさんも来て頂きます。)して皆さんの前で寿司握りのパフォーマンスをして貰い(えーい。美味しい酒も振る舞うぜい)腹一杯に楽しんで貰い、

2019090213222301

20日の日はバラを一杯浮かべた『バラ湯』で優雅にお風呂を楽しんで貰い、

2019090213220701

21日はいつもボランティアに来て頂いている『いきいき楽楽楽(ららら)』と焼きそばを振る舞うジョイントで、

2019090213224001

最終日の22日は長浜信行会の協力を得ての『千巻経』で祈りを届かせ全ての方の幸せを。

2019090213224701

多種多様な企画ですが今からわくわくです。良ければリピータの皆さんも参加しませんか。特に千巻経は自分は勿論皆さんが幸せになられることを請け負ういます。

 

ゲゲゲの鬼太郎のお話です

令和元年9月1日

ゲゲゲの鬼太郎は放映開始から50年と言う事で、キー局はフジテレビで毎週日曜日の午前9時から放送されているのですが、私が唯一楽しみにしている番組です。つまり、日曜日だけは施設に9時40分とゆっくり目の出勤となる日です。

今日のタイトルは『唐傘おばけ』の話しだったのですが、現代を風刺したお話でいつにもなく「うんうん」と肯きながら見ていました。その内容は今どきの若者が傘を間違えて持っていき、それを見ていた唐傘おばけが必死になって間違えた傘を変えるために必死になって取り換えようとしても全く意に返さず、若者のアパートに間違えた傘と本来の若者が持っていた傘の2本を玄関先に置いて帰りました。翌朝若者のアパートへ確認に行くとごみの収集場所に2本とも捨てられていて、怒った唐傘おばけが目玉おやじと一緒に温泉に入っていたゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこを盗み、ちゃんちゃんこの力を借りて変身をして強くなり、若者に襲い掛かかります。それをゲゲゲの鬼太郎が助けようとするのですが、最初のうちはちゃんちゃんこの力が強く苦戦します。しかし、ゲゲゲの鬼太郎のご先祖様がちゃんちゃんこの持ち主であるゲゲゲの鬼太郎に力をかして唐傘おばけを戒め改心して一件落着。

この事から思う事は、昔のように唐傘であれば貴重なものであり大切にして決して忘れて帰るような事がなかったのに、今はコンビニ等で500円もしないで買えるものなので忘れて帰っても「あっ忘れた。まっ良いか」と言う事になってしまうのかもしれません。当施設の本部施設の玄関先にも30本程立てる事が出来る傘立てが2つ設置してあるのですが、いつの間にか立てる所が無い位になっていて、『1週間の猶予を持って処分します。』との事務連絡と張り紙をしていてもなかなか持っていかなくて止む無く処分しなければいけない事も度々あります。私自身先般の大阪出張の時、雨の予報も出ていたので傘を持って行ったのですが、私自身「忘れて帰っても良いように」と少しくたびれたビニール傘を持って行き、結局利用する事はなかったのですが今も私の車の中で健在です。

物を大切に出来ないのは何事にも通じるのではないでしょうか。1本500円の傘でも10本失くしたら5000円です。それでも「まっ良いか」と言えますか。『千里の道も一歩から』の同じように考えられないものでしょうか。そうすれば、施設の玄関先から忘れた傘はなくなるのですが。

 

1 2 3