2月9日付けの週刊現代の記事が最高なので紹介します
平成31年1月31日
記事のタイトルは「ハチャメチャだったけど、もう一度会いたい人を語り合おう」です。全てが興味深いのですが、特にインパクトの強いのをチョイスして紹介します。(但し私の主観で有ることをお断りしておきます。)先ずは俳優の勝新太郎さんです。ホテルで水を持ってきたボーイさんにチップを一万円も払われる理由に「俺はいろんなところで、一生懸命生きている人たちを見学させてもらっている。チップは生の演技への授業料なんだよ」(大胆且つ凄い探求心の持ち主だったと思いました。)次に大地喜和子さんの逸話をカルーセルさんが話しています。「「あわれ彼女は娼婦」」と言う舞台を私は最前列の席で見ていて、喜和子はスッポンポンで演じているから、すべて丸見えでした。終演後に彼女にそのことを告げると『だって、ヤッた後、シーツにくるまっているシーンなのに、パンツはいていたらおかしいだろ』って、とにかく芝居に命をかけていた。」」(役者魂の凄さをさらっとして、当たり前でないことを当たり前にしてしまうのは、やはり凄い。)次にダイエーを創業した中内功の強烈な逸話をノンフィクション作家の佐野眞一さんが語ってます。「たまたま中内さんと同じ飛行機に乗ることがありました。彼はエコノミー席に座っていたんですよ。『ファーストクラスではないんですか?』と私が尋ねたら、『ファーストクラスに乗ったら目的地に速うつくんかい』と。中内さんの人柄を表した出来事でしたね」また、『戦争による飢餓で苦しんだ日本人に腹一杯になるまで牛肉を食べさせたい』には食への思いがダイエーを大きくしたのだと思うし、中内さんの徹底した合理的考え方がダイエーの原動力だったのだと、改めて知りました。その一つの逸話がチラシの裏側にも宣伝を入れさせたとも書いてありました。今では当たり前のように行われている事ですが、当たり前でなかった時にその発想を持たれたのは私自身も見習わなければいけないと思いました。次に紹介するのは、元浜田幸一後援会幹部だった小泉義弥氏の浜田幸一さんの逸話です。「浜田先生は直言居士の政治家。アメリカが漁業交渉の時にアメリカが日本に対して『こちらの水域にいる魚は獲るな』と迫ってきたとき、先生は即座に『わかった。日本はアメリカの魚は獲らない。その替わりにアメリカの魚には全部星条旗を付けておけ。そうすればアメリカの魚は獲らない』と交渉の相手に言った。」(その当時の日本の状況を考えるとよくぞそんな事を言ったな。と思いました。)まだまだ紹介したいものはありますし、読み方の甘いコメントもあったと思いますが、私が言いたい事はリピーターの皆さんには理解して頂けたのではないかと思います。このような逸話を読むと私もまだまだ頑張らねばいけないともおもいますのでリピーターの皆さんにはますますのご支援をお願い致します。