理事長コラム

100歳のお祝いに大垣市から来て頂けました

令和7年3月24日

「100歳のお祝いをして頂けるのなら、このくらい元気な方は最高だ」と思ったのでコラムで書きます。それは和合で10時から行われた時のお話です。車椅子での生活ではありますが、100歳とは思えないくらいにお元気でユーモアもある方で、大垣市の職員の方も「お元気で何よりです」と言って頂けました。大垣市長さんから託された賞状を、市の職員さんが読み上げて手渡されると、自分でも全文を読まれて、その場に参加されている方々がそれぞれ舌を巻くような状況と笑いが生まれました。かつては花屋さんを営まれてみえたとの事で、花束を手渡されると「良い花や」と何度も言われていたのも印象的でした。

『百寿』の言い方を「ひゃくじゅ」と言われる方があったら、即座に「ももじゅ」と言い直されたのは「流石」と思った次第です。百歳を迎えられて益々お元気なのは、ユーモアと頓智に長けておられ、いつもにこやかに過ごされていて、「これから結婚せなあかん」とマジ顔で言われているのは、雰囲気を一気に和ませて下さいました。かつて本部施設に109歳で岐阜県一の長寿の入居者さんがおみえになった時も思った事なのですが『おおらかに生きる事』が元気で長寿の秘訣なのだと・・・。

なかなかおおらかに生きるのは難しい時代なのですが、当法人の理念は『すべてに優しく いつまでも悠(ゆとり)ある やすらぎの邑(ばしょ)でありたい』と『今日一日 楽しかったよ』を展開していく事が入居者さんが元気でいて頂く源だと考えていますので、これからも日々楽しい提案の実践を心がけていきますので、これからも宜しく・・・。「そろそろ、私が花魁にならなければ」と考えているのですが。