理事長コラム

明日(3月26日)3施設合同防災訓練を実施します

令和7年3月25日

第一回目の3施設合同防災訓練は、揖斐川の氾濫を想定して和合の施設で実施するのですが、本日10時から和合の全体会があり、伊藤副施設長から詳細の説明がありました。和合の施設は10年が経過した3階建ての震度7にも耐えうる建物なので、基本的には『籠城での垂直移動』なのでしょうが、世界中で『想定外の異常気象』が起きている現実を想定して、盲養護老人ホーム優・悠・邑 和(なごみ)に入居者さんの移動と、緊急用の用品の運搬を本部施設の車両も提供して貰って実施します。

全体会において伊藤副施設長の説明の後、リモートで参加して貰っている烏野法人顧問(びわこ学院大学学部長・教授)から、「1回目の合同訓練なので、色んな気づきを出し合って、積み重ねていきたい。」との助言を頂きました。明日の想定は、理事長である私が東京出張時に大雨で新幹線も動かず、理事長としての判断を携帯でやり取りすると共に、緊急会議については携帯をスピーカーにして参加すると言うものです。東京にいる想定なので、実際には要介護5の入居者さんの想定で、和合から和(なごみ)への送迎をして貰う役をさせて頂きます。今後の防災訓練では、本部施設においては『土砂災害』と『森林火災』を想定した計画を。和(なごみ)の施設では『森林火災』を想定した訓練を実施したいと考えています。

『備えあれば患いなし』となるための一貫した実施をさせて頂き、岐阜県の施設でのモデル的な展開が出来ればとも思っています。岐阜県知事が江崎知事に代わり『岐阜県防災省』の計画を打ち出すとの報道を新聞で知りましたので、岐阜県老施協との連携も想定出来れば、会員施設にとってのメリットにもつながっていくのではないかとも思っています。『千里の道も一歩から』と言う事で防災についても地道に頑張って行きたいです。