タイトルに『老人ホームのズルい入り方』なる記事を見て先ずは「何のこっちゃ」と思いつつ記事を見ていくと(決して恰好をつけているわけではありませんが)「私にとっては当たり前の事が書いてある」と思うと同時に「平穏無事な生活をされてみえた家庭に突如として『要介護状態に家族の方がなったら』何の知識も無くて途方に暮れるのだと思いました。
と言う事は基本的な知識が無い方に対して丁寧に説明する事の大切さを知る機会となりました。
記事の中に
【いざ入ろうと決めたら、まずは地域包括支援センター(以下包括)に相談する。全国に約5400か所あり、連絡先は役所の介護福祉課などで教えてもらえる。包括では、社会福祉士などの専門家が要介護認定の流れなどの相談に乗ってくれるので、それに従って要介護認定を受けて施設を探す。(中略)「包括は高齢者生活に関わるよろず相談所ですが、あくまでも支援がメインで、施設入居に至るケースを担当する機会は少ない。地域の施設に詳しいケアマネージャーを紹介してもらい、個々の状況に見合った施設を尋ねるのが近道だと思います。」】
との記事を見て、途方に暮れている家族を中心にした身内の方に寄り添いながら情報を説明していく為にもしっかりとした情報が得られる為の努力をしていかなければいけないと思った次第です。
【「事業所のHPや厚労省の『介護サービス情報公表システム』でも公開されている、『重要事項説明書』を必ず確認してください。介護職員や看護師の人数、トイレの数の情報がわかります。大事な数字は『経験年数5年以上の介護職員の割合」です。】(ちなみに、当事業所は8年です。)
【「私がすすめているのは、その施設のトップと会って話す事です。施設長の性格や考え方はそのまま施設運営に影響するので、肩書や経歴の凄さだけで評価してしまうと失敗します。もし、施設長が出てきてくれなかったら、その施設はアウト判定していい。おカネの計算ばかりしていて運営に関与せず、入居者のQOLには興味すらない可能性がありますからね」】の記事には頷けるし、私は理事長・施設長として相談があった時には一杯思いを語らせて貰うし、実践している事も一杯語っています。
いつも私は『すべてに優(やさしく)いつまでも悠(ゆとり)ある、やすらぎの邑(ばしょ)でありたい』と共に『今日一日楽しかったよ』と言って頂けることを念頭においた事業展開を心掛けています。
だから選んで頂ける施設でありたいとも考えています。
お困りごとがあったら是木ご連絡下さい。
時間が許す限り精一杯お話をさせて頂きます。