理事長コラム

週刊現代情報です

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タイトルは「羽田空港・衝突事故    乗客を救った   新人CAたちの素顔」。この記事はリピーターの皆さんもご存知の通り1月2日に起きた日本航空と海上保安庁の航空衝突事故の事です。「今回の事故で脚光を浴びたのが、客室乗務員による迅速な避難誘導だった。乗客乗員379人が衝突からわずか18分で脱出し、一人も犠牲者ださなかった奇跡の救出劇には、国内外から称賛とねぎらいの声が贈られた。そんななか、JAL社内ではあるニュースが駆け巡っている。」そして、その対応をした客室乗務員の約半数が23年春に入社した新人だったとの事です。経験の少ない新人が冷静に判断して冷静な行動が取れたのは称賛だけではなくて、「その様な乗客乗務員が育つ土壌」に驚かざるを得ない。記事の中にその根拠が示されています。「JALの新人研修は4ヶ月にも及び、基本的なマナー、英語学習、緊急時の対応まで徹底的に叩き込まれる。カリキュラムは朝から晩までみっちりと組まれ、体力的にも精神的にも追い込まれる新人社員は少なくないと言う。今回の救出劇は、まさしく厳しい訓練の賜物だといっていいだれう。「研修ではバードストライク、航行中の火災、滑走路での接触事故などあらゆるスチュエーションの救難訓練を行います。なかには教官から「これが本番だったら、お客様は死んでいました。あなたは命を預かる責任の重さがわかっているの。」と怒られ、涙を流す子もいるほどです。とのコメントには、「命の尊さ」をJALの社風の中には染み付いているのだと思います。

私が行ってしる介護事業も「命を預かる」業務であります。当法人でも入居者の尊厳を理解した対応が求められます。今回の衝突事故を教訓に新人研修により一層力を入れて行かなければいけないと考えています。いみじくも1月1日に起きた石川県能登地方を中心に大きな被害が出て、今なお寒いなかで途方にくれている方々に対しても私なりに精一杯の事をしていくと共に緊急時の備えについて考え実践していかなければとも考えています。リピーターの皆さんお互いに留意していきましょう。