理事長コラム

車上狙いのニュースを見て思った事

令和元年10月25日

  今朝の車上狙いのニュースの中で「ほんの5分くらい車から離れるだけだから大丈夫だと思い財布を置いたまま車を離れて被害にあった。」とのコメントがあり、その被害額は80,000円以上との報告がされていて、色々と思う事があったので、コラムの原稿にしました。

  一つには、私なら例え5分であっても絶対に財布を車の中に置いて出る事はないな。ましてや80,000円の大金が入っている財布を。確かに財布はブランド品の高級財布だったように映っていました。そこで思う事は被害にあった方にとって80,000円はどのような感覚なのかな。私がその立場だったら例え5分であっても車の中に置く事はないなと。勿論お金は肌身離さず持っているよな、と思いました。私だったら財布が助手席側にあったら落ち着かない気がします。

  この記事を見た時に私は全く違う事も考えていました。それは、平成26年4月に事業開始した優・悠・邑和合で経費節約の為に「必要以外の電気は細目に消すように。」と何度も話をして、気が付いた時には嫌味な位に指摘していたのですが、ある日、職員が食事をする部屋に誰もいないのに電気がついていたので事務長に指摘して「注意しておきなさい」と言うと、後ほど事務長からの報告で「ほんの少しの時間で帰るつもりだったので点けたままにしておいたとのことです。」との報告でしたので、いつもの口癖である「予定は未定であり決定ではない。つまり、『直ぐに戻るから』と言っても、行った先で想定外の事をしなければいけなくなるかもしれない。だから、誰もいなくなる部屋は電気を消す習慣をつけるべきだから今後徹底しなさい。」と話をしました。『電気一つくらい』がたくさんの電気がある施設では大きな金額になる。お互いに注意して電気を消す事により節約出来たお金で楽しい企画が出来たら素晴らしいと考えています。

この考えに至ったのは本部施設の立ち上げ時には電気を消すと言う概念に乏しい職員が多くて、頑張って消すことによってコストカットできた分が月に200,000円をクリアする事ができたら、年間2,400,000円の削減になりその原資は、入居者さん、職員、法人に3分割して有効活用して行こうとの考えから始まりました。

その意識付けは意外なところにも成果を上げました。それは、電気を消す行為の中から『考える』『気づく』事を身につける事が出来るようになった事です。和合の施設は今は本部施設以上に経費削減に気を使っています。「本部以上に」と敢えて書いたのは、本部施設も22年目を迎えてがむしゃらの時期から安定した運営になってから入職した職員も多く、がむしゃらの時代の思いが浸透していない職員も多くなったように思いますので、今回、『車上狙い』からとんでもない話題になってしまいましたが(いつものことかな)初心に戻り当たり前に出来た事が当たり前には理解してない職員に伝えていく為に、幹部職員が汗をかくことを徹底していきたいと思います。「一歩後退二歩前進」なら良いのですが「二歩後退一歩前進」にならないように。いやいや「前進あるのみ・・・」これは難しいですが出来るだけそのような舵取りの為に頑張りますのでリピーターの皆さん見守りと援助を今後とも宜しくお願い致します。