令和6年10月28日
『自民王国岐阜』は、前回の選挙で5区全ての小選挙区が自民党で、野党の比例復活も許さない状況だったのですが、今回の総選挙では4区の金子俊平候補が比例復活も出来ない惨敗で、3区では2人、5区では1人が野党候補の方が比例復活したので、0人だった野党が4人も当選されたと言う事は、正直びっくりでした。
確かに今回の総選挙は『裏金問題』『統一教会』の問題が大きくクローズアップされて、自民党にとって『逆風が吹いている』と言う中での総選挙だったので、自民党にとっては厳しい選挙であった事は間違いない事実であったと思います。私が投票するのは関ヶ原町ですので『岐阜2区』になるのですが、岐阜2区においては比例復活もなかったのですが、投票率も2%程度前回より下がった影響もあったのですが、『10万票を目標に』との事でしたが、そこまでは票を延ばすことは出来なかったようです。
ここからは私の個人的見解を述べます。確かに自民党議員を中心にした『裏金問題』や『統一教会』の問題は許される事ではありませんが、所謂『敵失』によって議席を増やした野党の今回の戦略は、「自民党に任せておくわけにはいかないから投票は野党に」的な言い方に周知していたと思います。そして結果は自民党の大敗でした。しかしながら、野党にとっての正念場はこれからだと思います。つまり、政策論で勝負を仕掛けたとは思えない戦い方でしたので、与党の議席が減った分、野党も政策論をしっかり出して頂きたいと思います。与党も野党も『最低賃金1500円』と打ち出していましたが、岐阜県においては毎年7%の賃金アップをしていかなければいけない計算になりますが、そのような仕組みをどの様に作っていくのかは何も見えてこない状況です。国会の場で与野党が伯仲した今、しっかりとした論戦を期待しています。勿論、自民党においては箍が緩んだ事に対してしっかり立て直して欲しいと思っています。
どちらにしても、『制度は政治で決まる』と言う事を国民一人ひとりが知った上で、安心・安全で幸せな生活が出来るようにしていかなければいけないと思うのですが、リピーターの皆さん、出来ればご意見下さい。