令和6年9月8日
和合の施設に移動中の車の中で4人の候補者の話を聞いていて、思った事を書くことにします。一番気になったのは4人の候補者が異口同音の様に「自民党が裏金問題についてしっかりしていないにも関わらず政権を担おうとしているのはけしからん。だから、選挙を実施して政権を立憲民主党が担う事によって刷新したい。」的な事を言っています。その論法に対して私は違和感を覚えています。私はアメリカの様に2大政党が切磋琢磨しているのであれば、そのような論法も成り立つと思います。
しかしながら、今の日本の現状では自民党が駄目だから立憲民主党で行こう。と言うわけにはいかないと思います。批判をするのは簡単ですが批判をするのであれば『対案』をしっかり示していくべきだし、将来の日本がより住みやすい国になる様なビジョンを提示すべきだと思います。特に今は『失われた30年』と言われる様な状況だからこそ明確なビジョンに基づいて色んな制度設計を立てて確実に進めていかなければいけないと思います。
次に気になったのは、「賃金をなるべく早く時間給1500円にしなければいけない。」との提案がなされた時に私は思わず、「1500円の賃金が払える客観的事実があるのか。岐阜県の最低賃金はようやく1000円を超えたばかりなのに何を根拠に言われているのか」と思った次第です。確かに東京においては賃金を上げてでも経営出来るところが多くあるのかも知れませんが、岐阜県においてはとても無理な話です。いみじくも本日午後から職員の賃金アップの検討を社会福祉法人杉和会の理事であり社会保険労務士の先生としましたが、その話の中ででも1500円の最低賃金の話は夢のまた夢・・・。
責任政党の党首になると言う事は47都道府県の状況を理解した提案実践が求められると思います。立憲民主党は中間層に手厚いものを示さなければいけないはずなのにと思うと大いなる違和感を持ちました。今、米が無いと言う事で和合の職員が「米が無くてラーメンばかり食べていてようやく5キロ3000円の米が買えました。と言うので、「今須の米を手配出来るよ」との話をしたのですがこんな事までは出来ないにしても、備蓄米を拠出することは難しくないと思うのですがリピーターの皆さんはどの様に思われますか。